内容説明
第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。セティは、自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんた
109
死んでミイラになった主人公が、心臓に「欠け」があって冥界へ行けないという謎に迫る話。表紙の女性は誰なのかを考えながら読みました。 https://hontablog.com/ファラオの密室2025/10/20
納間田 圭
108
上級神官書記の主人公。現場は…建設中のピラミッドの中の玄室という場所。落石で下半身を潰され、胸にナイフが刺さった状態で死んでいた。通常…そのまま冥界にいくとかするのだが、なぜか何者かに心臓が切り取られいたため…神様ストップ。心臓のカケラを取り戻るために…ミイラの身体となって現世に戻らされてしまった。ただし与えられた期限は…たったの三日間だけ。その間に…失った心臓のカケラを取り戻し帰らなければ〇〇。全面的に協力する親友のミイラ職人の男が…なかなかいいヤツ。そして…途中から出てくる異国から来た奴隷の少女が鍵2025/06/19
遥かなる想い
94
古代エジプトを舞台にした壮大なミステリーである。 ミイラにされた神官セティが 先王のミイラ消失の謎を 追う展開だが、軽快な筆致が心地よい。 古代ロマンが好きな人には 自由闊達な 展開が楽しい、そんなミステリーだった。 2025/11/30
優希
90
面白かったです。古代エジプトの信仰に根ざしたファンタジーとミステリーが絡み合っているのが良かったです。死者が蘇るという世界がミイラ消失の謎に立ち向かう流れに相まっていると思いました。古代エジプトをガジェットにしないと書けない物語と言えますね。2025/07/09
Gemi
69
本屋に行くたびに気になっていたこの本。だって装丁の素敵な女性が私を見つめてくるから。設定が古代エジプト。ツタンカーメン、ミイラ、クフ王のピラミッド、ファラオ、スカラベ、吉村作治…このくらいしか思いつかない。こんなんでこの物語に浸れるのか?と不安もあったが一蹴された。名前は覚えにくいものの、死者が蘇るファンタジー要素もある世界ががすんなりしみるのだった。トリックに違和感を感じたが世界観は面白かった。このミス大賞、過去の受賞作を見てもあんまり縁がなかった。ミステリー好きなのになんでだろ?謎は深まるばかりだ。2026/03/12




