ビジネスと地政学・経済安全保障 「教養」から実践で使える「戦略思考」へ

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ビジネスと地政学・経済安全保障 「教養」から実践で使える「戦略思考」へ

  • 著者名:羽生田慶介【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 日経BP(2025/03発売)
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  • ISBN:9784296002177

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内容説明

ロシアによるウクライナ侵攻、米国による対中半導体規制、台湾有事リスク、欧州の気候変動規制、トランプ政権による関税強化など、地政学・経済安全保障に関するリスクが顕在化し、企業が振り回されるケースが年々増えている。少し前まで、世界の主要国は、経済への政治介入をできるだけ避けることを暗黙のルールとしていたため、企業はグローバル化の多大な恩恵を受けた。しかし、米国が自由貿易に背を向け始めたことで状況は一変し、大国が貿易相手国との相互依存関係を利用して、国益のため他国に圧力をかける時代になりつつある。
このように力と力がぶつかり合う世界では、地政学リスクが顕在化しやすい。何の準備もなく主要な輸出先国から追加関税が25%かけられたら、輸出企業の粗利は簡単に吹き飛ぶ。自社にどのような地政学・経済安全保障リスクが潜んでいるのか直ちに精査し、対策を打つ必要がある。本書は、ビジネスパーソンが押さえておくべき地政学・経済安全保障リスクの必須知識と、ピンチをチャンスに変えるための具体的方策をまとめたものだ。実は、企業のすべての部門が何らかの形で地政学・経済安全保障リスクに関わっている。全従業員がこれらのリスクを正しく理解し、その対応策を考え、一人ひとりが行動に移していかなければならない。
これまで地政学は「教養」として語られることが多かったが、もはや「教養」などと悠長なことはいっていられない。本書は、企業が地政学・経済安全保障に関するリスクを乗り越え、ライバルに差を付けるための実践ノウハウをわかりやすく提供する。

目次


第1章 地政学リスクは「カイゼン」「現場力」ではどうにもならない
第2章 三つの地政学メガトレンドを見極める
第3章 三つのメガトレンドを乗りこなす
第4章 日米欧中の経済安保戦略を解剖する
第5章 企業が直面する10大地政学・経済安保リスク
第6章 地政学・経済安保リスクへの部門別対応策
第7章 地政学・経済安保対応における経営者の心構え 

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

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デカップリング 米中対立 経済安全保障 グローバルサウス 価値観衝突 保護振興連携 スモールヤード・ハイフェンス デリスキング 戦略的自律 国家安全 サプライチェーン混乱 技術流出防止 M&A規制 自国優先主義 サイバーリスク デジタルルール分断 人権侵害 経済制裁 気候変動対策 リスク早期察知 価格転嫁 高付加価値化 経済安保統括部門 地政学バスケット条項 デュアルソース化 フレンドショアリング マルチ・ナショナル・カンパニー セキュリティ・クリアランス データ管理体制 米国パワー低下 情報一元管理2025/04/14

デンプシー

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経済安保への対応は企業にとっては負担と捉えられがちで、それを変えるにはどうしたらよいか。一つは規制。規制があると否が応でも皆対応する。もう一つは経済安保が確保されていることを、非価格要素として評価される環境を作ること。これはなかなか難しい取り組みであるものの、これからどんどん進んでいくだろう。この2つ以外に他に何か方法はあるのだろうか?2025/07/31

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