内容説明
マネージャーをはじめとする学生スタッフは大学運動部活動にとって欠かすことのできない存在である。しかし、スタッフたちはしばしば選手たちと対等な関係性ではないと感じることがあるという。本書では、マネージャー、トレーナー、アナライジング・スタッフ、チアといった大学アメフト部のスタッフの語りから、日々の膨大な「ワーク」の実態、そして大学運動部の構造的な課題を明らかにする。
スタッフと選手の対等な関係性の構築のためには、何が必要なのか?
そして、スタッフたちの献身的な働きによって支えられている大学運動部は、今後、どうあるべきなのか?
社会学的な視点から、大学運動部の在り方を問いなおす。
ドロシー・E・スミスによって創始され、今後もさらなる研究が期待されている〈人々のための社会学〉、インスティテューショナル・エスノグラフィーに依拠した、本邦初の経験的研究。
目次
はじめに
第1章 「女子マネージャー」研究の現在
第2章 なぜインスティテューショナル・エスノグラフィーを用いるのか
第3章 学生スタッフの経験記述を読む
第4章 「見えないワーク」をするマネージャーの声
第5章 テーピング以上のワークをするトレーナーの声
第6章 分析以上のワークをするアナライジング・スタッフの声
第7章 応援以上のワークをするチアの声
第8章 学生スタッフと選手の対等な関係に向けて
おわりに
人名・事項索引
文献・資料
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