写真・ポスターに見るナチス宣伝術 - ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ

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写真・ポスターに見るナチス宣伝術 - ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ

  • 著者名:鳥飼行博
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2011/07発売)
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  • ISBN:9784787220424

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内容説明

日本初公開の写真・ポスター(ドイツ連邦アーカイブなど所蔵)をふんだんに所収して、第1次世界大戦からナチスの台頭・躍進・独裁、第2次世界大戦、ユダヤ人虐殺、第三帝国の崩壊までの歴史をレクチャーしたうえで、ナチ・プロパガンダ神話の本質に迫る。

目次

はじめに

序章 ドイツ・ワイマール共和国の誕生から第三帝国の崩壊まで
 1 第一次世界大戦の敗北「背後からの匕首の一突き」
 2 敗北したドイツでのナチ党勃興
 3 ナチ党による一党独裁へ
 4 ナチの人権侵害と戦争準備
 5 第二次世界大戦の勃発
 6 ナチス第三帝国の崩壊

第1章 アドルフ・ヒトラーの第一次世界大戦
 1 学校教育になじまなかったオーストリア人アドルフ・ヒトラー
 2 オーストリアへの嫌悪とドイツ帝国への憧憬
 3 ウィーンでの困窮と徴兵忌避
 4 ヒトラーの反ユダヤ主義の形成
 5 従軍兵士ヒトラーの世界観――生存闘争
 6 ロシア革命とアメリカ参戦

第2章 ドイツ革命とその反動
 1 労働者・兵士からなるレーテが主導したドイツ革命
 2 過激化するドイツ十一月革命
 3 フライコール(反革命自由義勇軍)
 4 一九一九年のベルサイユ条約とワイマール憲法
 5 バイエルン・レーテ代議員ヒトラーの転向

第3章 ドイツ・ワイマール共和国の混乱
 1 一九一九年ナチ党に入党したヒトラー
 2 カップ一揆の鉤十字を模倣したナチ党
 3 突撃隊SAの創設
 4 闇の共和国軍とソビエト・ロシアとの協力
 5 フランス軍のルール地方占領とバイエルン州の反抗
 6 ミュンヘン一揆とヒトラー裁判

第4章 共和国安定期から世界大恐慌へ
 1 一九二五年のナチ党復活とヒンデンブルク大統領就任
 2 一九二〇年代のナチ党プロパガンダ
 3 一九二八年総選挙で凋落したナチ党
 4 世界大恐慌のなかでの一九三〇年総選挙
 5 突撃隊再編と親衛隊の設立
 6 一九三二年の大統領選挙・プロイセン州議会選挙

第5章 ナチ党ヒトラー独裁の始まり
 1 一九三二年、第七回総選挙で第一党となったナチ党
 2 一九三三年一月、ヒンデンブルク大統領によるヒトラー首相指名
 3 民族と国家の保護のための大統領緊急令
 4 テロの威嚇のもとでの全権委任法可決
 5 キリスト教会とナチ信仰
 6 強行的一元化の進行
 7 親衛隊による強制収容所の管理とレーム粛清
 8 ヒトラーの総統と軍最高司令官就任
 9 ニュルンベルク法に基づくユダヤ人迫害の本格化

第6章 ナチスの再軍備・対外膨張
 1 ドイツの国際連盟脱退と再軍備宣言
 2 ラインラント進駐と国防軍総司令官ブロンベルク・陸軍総司令官フリッチュの解任
 3 オーストリア併合(アンシュルス)とズデーテンラント割譲要求
 4 クリスタル・ナハト(十一月八日のボグロム)直後のユダヤ人財産動員令
 5 ドイツ・ソ連不可侵条約

第7章 第二次ヨーロッパ大戦の勃発
 1 ポーランド侵攻「事例・白」
 2 第二次世界大戦勃発直後から始まったユダヤ人殺害
 3 民族的な耕地整理
 4 ポーランドでのゲットー設置
 5 フランス侵攻作戦「事例・黄」
 6 ヴィシー・フランス政府のユダヤ人迫害
 7 障害者に対する安楽死T4作戦

第8章 対ソビエト連邦ボリシェビキ戦争
 1 ドイツ軍のバルカン侵攻
 2 ソ連侵攻「事例バルバロッサ」
 3 ボリシェビキ・パルチザン殲滅戦
 4 アインザッツグルッペとヒヴィスによるユダヤ人殺戮
 5 武装親衛隊と外国人労働者・東方労働者の拡大

第9章 ユダヤ人殲滅のための世界戦争
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

5
タイトルからナチスの宣伝方法の研究家と思いきや、その歴史とそれぞれの時期の写真やポスターの紹介であり、宣伝方法等については最後にちょっと。図は興味深かったものの『第三帝国の興亡』等を読んだ身としては今更歴史の紹介をされても…。頁数の関係からかダイジェストのようだし。『絶対の宣伝』読んでみたいんだけど何処か復刊してくれないかなあ。2011/09/15

takao

2
ふむ2022/09/15

あくび虫

2
知ろうとしなかったし、知りたくもなかった…というような言葉が何度か出てきますけれど、なんだかもう、それに尽きる気がします。それと、ナチというのは思っていたよりも長く政権にあって、だけど、思っていたよりかなり張りぼてなんだと感じさせられました。――今まさに撃ち殺されようとしている人間の表情、忘れがたいものがありました。2018/08/04

tama

2
図書館本 若干「題名に偽りあり」かなぁ。宣伝「術」についていろいろ書かれていたり、新しい切り口で評価したナチ宣伝手法の話か、と思ったけど、ほぼ「なし」。せめて大イベントである党大会やオリンピックでの手法をもっと書いてくれれば。実際、ナチのとった手段で一番有効だったのは「暴力」のようです。2013/07/30

入江・ろばーと

1
ここまで「看板」に偽りがある本も珍しい……冗長で正直読んでいて辛かった。2017/11/22

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