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内容説明
強いビジネスパーソンを目指して鬱になり考えた、「資本主義のしんどさ」から自分を守って生きる法。これは僕だけの話じゃない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
25
【働き方】ちょうど仕事に追い立てられている感覚があり、本能的に身を守りたくなったのか手に取った一冊。成長を求められ、強くなければならない、合理的で仕事には攻めの姿勢で臨まなければならない・・・そういった言説がいかに人を苦しめることになっているのか、分かったような気がした。それが現代社会で働くことの標準となってしまっていないか、少し立ち止まって問いかけるだけでも苦しさの大元を突き止められる。突き止めたうえで、自分にできること、人に協力を要請した方が良いことを明らかにして、淡々と仕事をしていく。2025/05/25
nbhd
25
あまりに素晴らしかったので、ベストセラーになってほしい。ウツをわずらったnewspicks出版編集長が書いたビジネスパーソンのための「弱さの哲学」。去年から200冊くらい資本主義関連本を読み漁っていて、心情的にいちばん感動した。マジで超感動した。というのは、著者の「書く」という行為が、そのまま「生きる」ことに繋がっている凄みを感じたからだろう。おそらく大規模言語モデルは、こういう表現力を、まだ持ってないはず。この本を起点に、いろいろ読みたくなったり、考えたくなった。ベストセラーになったら、世界は良くなるわ2025/03/16
k sato
22
病気を受容できない当事者の思考実験をみているようだ。双極症になった理由を探し求めて藻掻く筆者。強いビジネスパーソンになろうとしたことが双極症の引き金だったのか?社会が求める理想を目指していたのだから、社会にも問題があると責任転嫁しているようだ。正直、病気になった理屈を都合よくこじつけている。そして、病気になった自分を弱者と卑下する始末。世間に情けを乞うのか。これまで双極症当事者の手記を何冊も読んだ。私は、各々の生き方や考え方を尊敬し参考にしてきた。でも、この筆者には共感できない。双極症を悪化させそうだ。2025/05/11
hnzwd
18
なんで心が折れたのか、どういう風にだんだんダメになっていったのか、がリアル。本当に一度折れた人の本だなあ。今、闘えているビジネスパーソンが求めている言葉じゃないから、そういう人には刺さらないけど、これらの言葉に救われる人たちは間違いなくいるだろう。「強くなろう」とせずにいることが難しい時代に生きる私たち。自分が謙虚だと思うことの傲慢さに気づき、未来のために今日を生きることに疑問を持ち、頭では理解してても、それでも頑張ってしまう自分の愚かさを諦めて受け入れるのではなく、それも自分だ、って引き受ける。2025/06/03
bookreviews
16
わたしも、どちらかといえば、と言うより、完全に本書でいう「弱い」側の人間であると自負しています。そのため非常に実感を持って読み進めることができました。自分はちょっと無理して背伸びしているかも、強がっていたけど弱い部分があるかも、と感じている方は、ぜひ手に取って読んでいただければ幸いです。きっと、何かしらの発見があると思います。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/weak2025/05/10
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