朝日新書<br> 持続可能なメディア

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朝日新書
持続可能なメディア

  • 著者名:下山進【著者】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2025/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022953063

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内容説明

<発売即重版><メディアでも注目>『PIVOT』やホリエモンチャンネルに著者が出演し、話題沸騰。『AERA』や『現代ビジネス』、業界紙『The Bunka News』、『新聞情報』でも本書が大きく取り上げられました!!

群れず、孤立を恐れず。
7年で1500万部もの部数を失う新聞。
週刊文春のジャニーズ報道を「差別的」と今もくさす日テレの社会部長。
買収不可能の規制下で甘やかされた新聞・テレビは巨大な技術革新の波に揉まれ、崩壊の螺旋階段を落ちていっている。
それらを尻目に繁栄するメディアとは?

問題はフジテレビだけではない!

一丁目一番地の問題は
メディアの持続可能性がなくなったことにある。
国内外100人以上を徹底取材!
見えた「持続可能なメディアの5条件」とは??

1. イノベーションのジレンマにとらわれていないか
2. 技術革新を適切にうけいれているか
3. そこでしか読めないもの、みることができないものを提供しているか
4. 買収が可能で横の流動性があるか
5. 群れず、孤立を恐れず

――目次より――
第1章 メディアに持続可能性がなくなりつつある
第2章 繁栄する国内の雑誌メディアを探す
第3章 海外の持続可能メディアを見る
第4章 全国紙への処方箋
第5章 地域メディアの挑戦
第6章 生成AIの時代に
まとめ 「持続可能なメディア」の5条件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuichi Tomita

2
複数誌のコラムをテーマごとにざっくりと再編集したもの。本書全体に通ずるのはタイトルともなっているメディアの持続可能性。 基本的には紙の新聞が売れず、ネットにも対応しきれていない新聞各社が多い中、どう生き残っていくかという新しくないテーマを取り扱っている。英エコノミストやFT、日経などの成功例を踏まえつつというところ。 正直、地方紙なんかは余程の独自性がない限り、読者は先細りで大転換は難しいように思えた。2025/05/31

unterwelt

2
メディアの持続可能性をいかにして保つかを雑誌社や地方新聞社、ケーブルテレビなど様々なメディアの事例を取材している。サンデー毎日、週刊朝日、AERAに連載されたコラムをまとめたものだが、テーマに沿っているため読みやすい。記者クラブに所属して官僚や警察から情報をいち早く抜くのではなく、じっくりと取材をした調査報道により「そのメディアでしか読めない記事」を出すことが大事であるという著者の考えには同意。ただそのような意識に変わるまでに、メディア企業が生き残ってるのかという気もしてしまう。2025/04/09

読書熊

2
メディアのこれからを考えるための足場をくれる本2025/04/06

Urahomot

2
「2050年のメディア」で大手新聞社とヤフーなどのプラットフォーマーとの攻防をまとめた筆者の、5年ぶりの続編ともいえる一冊。新聞発行部数が2017年と比較し4割減り「10年で半減」も確実視される中、本作では地方紙や雑誌、ケーブルテレビ局が取り組む持続可能性、すなわち生き残り策を深掘りしていく。ひとことで括るなら、広告収入頼みだったビジネスモデルから脱却すると同時に「ニュースはタダ」に慣れたネットユーザーから、いかに「お金を払っても読みたい」情報を提供できるかが肝要だと説く。放送業界も他人事ではない。2025/03/22

hazukisuzuki

1
⭐︎2025/08/09

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