食刻

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食刻

  • 著者名:柾木政宗【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 特価 ¥962(本体¥875)
  • 講談社(2025/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065387009

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内容説明

軽蔑してくれ、悪意を向けてくれ、人間が人間にしかできない感情をむき出してくれ。

早乙女真琴(さおとめまこと)は新進気鋭のアーティスト。高校在学中に美術評論家・影塚孝志(かげづかたかし)の薫陶を受け、日本最高峰の美術大学の絵画科で銅版画を学び頭角を現した。影塚は画壇に君臨し、評価した作品は軒並み価格が高騰、作者は時代の寵児となることが確約されるほどの力を持っていた。影塚の援助とその代償を払い早乙女はさらなる高みを目指すが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひー坊

12
初・柾木政宗 先生。いやいや凄い作品だ。自分には想像もつかない世界。内容。ストーリー。正直、眉をひそめるような描写ばかりだったけど、こんな世界感もあるんだなあ、と感心しました。2025/11/24

ムーミンママ

5
新進気鋭アーティスト 真琴と彼を支援する美術評論家。。そして彼等の周りにいる人々の歪んだ感情。登場人物の皆さん気持ち悪いんだけど汗 ラストでガツンと頭を殴られた感じ。やられた。。最後まで読まないと解らない面白さでした。2025/08/20

なぴぴ

4
トラウマになりそうな本。性や暴力の描写がグロテスクで頭痛に襲われながら読んだ。最後の1ページは主人公の可哀想さに拍車をかけていて読後の悪い後味がさらに悪くなった。面白かったので他の人の考察がもっと読みたい。2025/09/12

slice

4
ヤマアラシのジレンマではないが、『人と人は傷つけあう』という言葉はそこかしこで耳にする。しかしながら『どのように傷つくか』に着目した指摘は耳にしたことがない。では、人間はどのように傷つけあうのだろうか。その回答のひとつが本書『食刻』であると言えるだろう。銅版画家・早乙女の視点で描かれる芸術界の腐敗や人々の悪意、欲望は鋭く、容易に咀嚼できる代物ではないが、ある種の爽快感さえ感じさせるほどの見事なリーダビリティと、限界まで練り込まれた展開、細部まできめ細やかな言葉遣いが、圧倒的な推進力をこの物語に与えている。2025/03/22

耳住 水句

3
面白かった。主人公の卑屈で厭世的な内面が伝わる地の文に読者の自分も腐蝕させられた気がして、けっこう心にささった作品だと感じた。登場人物のコンプレックスや傲慢が彼らのアイデンティティに深く関わっていて、奇行や醜態を晒して周囲の人間を巻き込んで破滅に向かってしまう心理にゾっとしてしまう。作中にひとりだけ良識をもつ人物がでてくるけど、彼の恵まれた境遇や前向きな姿勢に主人公が拒絶感を持ってしまって逆に腐ってしまうシーンがあり、やるせなさに心をノックアウトさせられた。2025/05/29

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