山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 すごい動物学 生き物たちから学ぶ明日を生きるヒント

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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 すごい動物学 生き物たちから学ぶ明日を生きるヒント

  • 著者名:新宅広二
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 山と溪谷社(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784635050135

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内容説明

すごい動物たちに学ぶ、すごい生きざま。人生にちょっと疲れた時は、動物たちを見てみたら?
独自の視点で教科書には載っていない生き物たちの真の姿を解き明かしていきます。

シャイで奥手、ベジタリアンのゴリラ。
メスのためにラブソングを歌うカエル。
死んだふりをして逃げるオポッサム。
笑うことで争いを回避するヒト。

さまざまな動物たちの生きざまを学ぶうちに、私たちヒトもずいぶん動物的だと気づきます。

常識や思い込みが覆されて、読後に気持ちがスッと軽くなる一冊です。

ヤマケイ文庫化にあたり、書き下ろしの原稿とイラスト、カラー写真を収録。


単に動物を知るのではなく「動物に学ぶ」、それがこの本で伝えたい「動物学」である。(「まえがき」より)



■内容
まえがき
第1章すごいカタチ
ゾウの鼻毛はすごいのか/チーターとF1マシン、どっちが速い?/パンダを「かわいい」と感じるのには理由があった/シーラカンスはなぜえらい?/生きた化石って言うな。ガラパゴスの最先端の生物たち

コラム すごいおさらい その1進化論 

第2章すごいエロ
「草食動物=草食男子」説を検証する/正常位というけれどそれは異常位/骨付きも、骨なしも、トゲトゲもある。ペニスいろいろ/自然界のヘンな性転換事情/ハーレムのボスになりたい人に言いたい/結論。ボインは誰のものなのか

第3章すごい怖い
古今東西、人喰い動物伝説/動物社会の「殺し」事件簿/実在する吸血鬼。こんなはずじゃないんだが/こんな毒ヘビはイヤだ!/真の猛獣は。怖い生き物決定戦

コラム すごいおさらい その2生物の分類

第4章すごい誤解
キングコングの実像、ゴリラの実像/クマに出会ったらどうすれば生きびられる?/モンスターだって恋をする/ナマズの地震予知の的中率は?/動物の年齢を人間に換算すると

第5章すごい切ない
『かわいそうなぞう』、餓死の本当の理由/謎。死ぬために生まれてくる動物/オスって悲しい。生き残りにかける究極のオスの姿/群れるイヌと群れないネコ、そして群れるヒト/ライオン社会のシングルマザー/死んだ我が子に動物は何を思う?/ゴリラが涙を見せたとき

コラム すごいおさらい その3偉人伝

第6章すごい腹黒
ウソをつく鳥、演技するヘビ/人間社会とサル社会を政治的に比較してみる/泣かぬならよそに産んじゃえホトトギス/だまし、あざむき、生き残る。生存戦略あれこれ/動物たちの美しい助け合い。これ本物?/仲直りをしない唯一の動物、それは

第7章すごいヒト
動物対抗、フルマラソン大会を開催したら/その行動、野生動物丸出しです/聞き手と言語、動物とヒトの左右/「遊び」に隠された、動物たちの進化の謎/笑うかどには福来たる。動物の笑い、ヒトの笑い

第8章 すごいナゾ
猛獣対策のウソ・ホントを検証/地球温暖化と動物の絶滅はホント?/恐竜絶滅の隕石衝突説はホント?/地球の動物は絶滅にむかっている……はホント? /世界は強者と美人だけ……ホント? /地球外生命はいる……はホント?

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しばこ

13
「動物に学ぶ=動物学」というコンセプトで、堅苦しくなく、生き物たちの行動や在り方を改めて、あるいは復習しながら読めた。 2025/04/28

涼萌礼

2
ゴリラのココの話が衝撃的で感動だった。チンパンジーも愛がわかって「死」もわかるということ。 あと、ゴリラがとってもシャイで繊細さんだということも知った。 「かわいそうなぞう」の餓死のお話も絵本の印象とは違う事実があって悲しかった。 あとはビワアンコウの男女差が可哀想すぎた。 人間も動物の一種で私たちは特異性をみて他の動物より優位であると考えがちだけど、人間にももちろん動物的な行動が多くあって、動物も人間より優っている・進化させてきたことがあってそういうことがたくさん知れて楽しかった。2025/06/07

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