内容説明
婀娜な女壷振りと童女を襲う凶刃
弱きを助く九十郎の剣が唸る!
女渡世人の秘密とは…
長篇時代剣戟
女渡世人おまさは宿場の旅籠で親子三人連れと同宿し、娘のお玉に懐かれる。
その夜、何者かが来襲しお玉の両親が殺害された。
危うく難を逃れたお玉は不相応な小判を所持していた。
宿帳に記された江戸の住処までお玉を送り届けることになったおまさ。
追手が再びお玉を襲うが、偶然、九十九九十郎が窮地を救う。
九十郎も内済ごとの絡みからおまさを捜していたのだ……
長篇時代剣戟。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei302
36
徳間文庫さん、表紙が残念です。残念すぎます…。子どもの描写がとても巧い辻堂さん。家事を任せられているお七ちゃんが出てくる場面、大好きです。何度も言いますが残念な表紙イラストです。2025/05/20
ひさか
17
2016年6月徳間文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。2025年3月徳間時代小説文庫新装化。旅の始まり、老侍、御家人の娘、望郷、北へ、償い、の章で構成。女渡世人というのがでてきて、ラストで、九十郎と共闘するところが見応えのある剣戟だった。見どころが、そこだけで少し残念。2025/05/02
ニッキー
7
だんだん面白くなってきたが、このシリーズも後一冊。残念でならない。続くのは風の市兵衛だけでしょうか。2025/07/31
goodchoice
2
このシリーズ、話の筋立てがしっかりとしていて読んでいてとても楽しめる。次も楽しもう。2025/06/29
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