内容説明
結婚、子育て、仕事。生きるって何なん?管理栄養士となった結が食で人々をつなぐ物語
連続テレビ小説「おむすび」を完全小説化。激動の時代をパワフルに突き進む“青春グラフィティ”、ついに完結。
劇的な「逆プロポーズ」の末、結婚、出産した結は、さらに食の大切さを知って、管理栄養士となる。病院の栄養科に勤務することになった結は、そこでNST(栄養サポートチーム)のメンバーに。さまざまな患者さんへの対応が求められる中、バイタリティとコミュニケーション力で奮闘する。「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」。多くの人たちのために、結は活動の範囲を広げていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ihatov1001
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栄養士の学校を卒業し、無事に栄養士の資格を得た結は一般企業の食堂で働き始めます。またその後管理栄養士の資格も取得。病院付の管理栄養士へと転職を果たします。順風満帆に見える彼女のキャリアですが、周りとの軋轢、そして東日本大震災やコロナ禍など天災なども経験し、大変な苦労を重ねます。しかし阪神大震災の経験や長年培ってきたギャル魂で周りの人を幸せにします。ここまで読むと非常に朝ドラらしい前向きなストーリーですが、彼女がギャルである必然性を感じず、また途中ストーリーからいなくなるなど主人公らしからぬ所もありました。2025/04/17