清掃はおもてなし 9年連続世界一の羽田空港の清掃を支える職人の働き方と考え方

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清掃はおもてなし 9年連続世界一の羽田空港の清掃を支える職人の働き方と考え方

  • ISBN:9784800593115

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内容説明

【内容紹介】
羽田空港の偉業の一つとしてある「9年連続世界一清潔な空港」。
この大偉業の立役者ともいえるのが著者の新津春子氏である。

1995年に日本空港技術サービス(現:日本空港テクノ)に入社。97年に(当時)最年少で全国ビルクリーニング技能競技会1位に輝く。以降、指導者としても活躍し、現在は羽田空港ターミナル清掃の実技指導に加え、同社ただ一人の「環境マイスター」として、羽田空港全体の環境整備に貢献している。

著者の活躍テレビ番組で取り上げられると、大きな反響を呼び、以降その活躍が知られるようになった。
そんな激動の半生をえがくのが本企画である。

2020年、羽田空港はコロナウイルスにより「開店休業」の状態に。
こうした苦境下で「清掃のカリスマ」は何を考え、どう行動したのか。

【目次】
【第1章】中国で生まれ育って
・とびきり小さな赤ちゃん
・勉強は苦手だが、体育は得意だった など

【第2章】父の祖国、日本へ
・家族みんなで帰ろう
・日本の玄関口、空港の光景 など

【第3章】清掃のプロになる
・清掃が学べる! 退職して職業訓練校へ
・もっともっと勉強したい など

【第4章】「日本一」を目指して
・ビルクリーニング技能競技会への出場
・「君にはやさしさがたりない」 など

【第5章】世界一清潔な空港
・はじめは意識されていなかった「世界一清潔な空港」
・いまや羽田空港の代名詞に など

【第6章】表舞台へ
・放送後。私の仕事は180度変わった
・唯一の「環境マイスター」就任 など

【第7章】ハウスクリーニングをやりたい!
・気が付くと現場に立つことが減っていた
・ずっと続けていた指導員経験から思いついた「ハウスクリーニング」 など

【第8章】空港が止まった
・コロナで空港が止まった!
・「今こそ新しいことをやるとき」 など

【終章】思う心
・羽田も私も次のステージへ
・これからの私の夢 など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三谷銀屋

1
何年か前のNHKまる得のお掃除術の回でお見かけした新津春子さん。今まで清掃のプロとして歩んできた経験と想いが綴られている。清掃の仕事に対する情熱的で真摯な姿勢、そして、常に新しいことに挑戦しながらさらなる高みを目指そうとするバイタリティには圧倒されるものがある。それと同時に、私たちの生活を支えて気持ちよく過ごせるようにしてくれている清掃業界の人々に改めて感謝を感じた。私は掃除が苦手なのだけど、新津さんのYouTube等で掃除術を学んでみようかな、という気持ちになった。2025/08/03

バジル

1
中盤までは人に恵まれたことも大きいと感じていたが読み終わってみて人に恵まれたのではなく人を手繰り寄せた人だと感じ方が変わった。 決して悪い意味では書くわけではないが度々でてくる直接的な行動は日本で生まれ育つとなかなかできる人は少ない。 奥ゆかしさを求められていた時代からこの行動力だったとすると本に書かれていないだけでもっと様々な思いをされただろうと思う。 それをポジティブに書ききっているところに好感を持ったし、この時代に参考になることが多く書かれていた。2025/05/14

Go Extreme

1
家族と出自: 中国残留孤児 遼寧省 幼少期 家族の絆 祖父母との生活 帰国手続き アイデンティティの葛藤 教育と移住体験: 中国教育制度 いじめ体験 差別経験 日本語習得 学校生活 日本文化適応 清掃技術と職業訓練: 清掃技術 基礎技能 職業訓練校 ビル衛生管理 理論知識 実地訓練 自己評価 新技術導入 空港清掃とプロ意識: 羽田空港 おもてなし精神 世界一清潔 職人技 清掃品質 社会的評価と未来: 清掃の社会的意義 後輩育成 清掃業界発展 ハウスクリーニング事業 衛生対策 コロナ対応 持続可能性 思う心2025/03/29

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