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内容説明
不確実な経済社会を読み解く、仮説思考の鍛え方
不確実性の高い経済社会で、どうすれば“先を読む”ことができるのか。
本書は、経験豊かなエコノミストが培った「仮説思考の鍛え方」と「資産形成のための具体的手法」を、わかりやすく解説する一冊です。
第1章では、「先が読める」とはどういうことかを根本から問い直し、現状評価やシナリオ設計、情報や心理バイアスの罠などを整理します。
第2章では、景気サイクルやトレンドライン、海外指標など、実務家エコノミストが駆使する“未来予測に役立つツール”の使い方を紹介します。
さらに第3章では、ライフプランの考え方から副業や事業資本づくり、インフレへの備えまで、資産形成に役立つスキルを具体的に解説。金融や経済の専門知識をもたない方でも、自身の仕事や投資、人生設計にすぐ活かせる内容です。
経験則と粘り強さを掛け合わせ、“仮説”を磨く技法を身につければ、経済や投資の行方が少しずつクリアに見えてくるはずです。仕事や経営、資産運用の成果を高めたい方におすすめの一冊です。
●著者略歴
第一生命経済研究所首席エコノミスト。
山口県山口市生まれ。1990年横浜国立大経済学部卒。同年日本銀行入行。2000年第一生命経済研究所入社。2008年より日本FP協会評議員を兼任し、現在専務理事。専門は金融・財政政策、金融市場、経済統計。過去には、生活設計診断システムの基本設計を大手システム会社のSEとともに構築した業務経験を持つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
11
投資を行ううえで必要になる未来予測は鍛えればできるようになるとして、思考法を紹介していく内容。見えない未来を見通そうとする粘り強い意志に経験則を使った技術を組み合わせるとともに、心理バイアスを差し引くことで正しい判断ができる。現状を正しく評価することが第一歩で、仮説、材料集め、ストーリーまとめ、という予想作業を繰り返し行うことで精度が高まっていく。2025/05/14
Go Extreme
1
心理と判断力:心理バイアス 感情制御 過信克服 粘り強さ 複眼思考 自己評価 恐怖回避 ニュートン事例 未来予測の技法:仮説構築 シナリオ分析 楽観材料 悲観材料 ハイプ・サイクル トレンド分析 景気循環 未来洞察 経済指標と分析:景気動向指数 日銀短観 雇用統計 消費者物価 GDP回帰分析 統計ソフト トレンド把握 情報活用と選別:情報収集 海外メディア 経済レポート 古典重視 情報の質 情報過多 教育基盤 取捨選択 資産形成戦略:分散投資 資産運用 不動産投資 金融資産 老後資金 市場理解 投資知識2025/03/27