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内容説明
2002年、街頭で偽装勧誘活動を偶然、目撃したのをきっかけに、統一教会とかかわるようになった著者。
いくつかの仕事を掛け持ちしながら、週の半分ほどを偽装勧誘阻止や取材活動に充ててきた。
さまざまな嫌がらせ、脅迫、圧力を受け、世間では「オワコン」となっていた問題をなぜ追求し続けられたのか。
世間に衝撃を与えた組織との格闘と、鈴木エイトであり続けられた背景をたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こまごめ
18
読んでいると当初統一教会は横浜を中心に活動していたとの事。実家が横浜で学生時代の本拠地だったので巻き込まれなくて良かった。この教団は兎に角金に汚く、洗脳に成功したら破綻するまで末端信者から貪りつくす。 こんな悪質な教団を選挙協力させた政治家は倫理観が麻痺してるし人としてやってはいけない事だと思う。 著者の鈴木エイト氏は兎に角活動するのに資金面で大変との事なので、著書を買ってイベントに参加する事が微力ながら応援になると思う。2025/05/24
どら猫さとっち
18
統一教会を追跡取材を続けて22年。これまでの取材を綴った一冊。執拗な尾行と監視、恐喝。そして統一教会の内部で起きていること。安倍晋三氏襲撃事件の動機として、統一教会がクローズアップされ、各メディアに登場するようになった著者。困惑と困憊のなか、真実を探し当てる過程には、ジャーナリストの矜持を垣間見る。これが日本最大の闇であることに、著者も想像していなかっただろう。2025/05/03
てくてく
13
旧統一教会に関する報道でよく見かけ、どういう経緯でこの問題に取り組んだのか知りたいと思っていたので、その謎がすっきりした一冊だった。ライターとしての活動があってそこでの専門性という点で旧統一教会問題を選んだのかと思っていたらそうではなかったこと、ペンネームの由来など、そうだったのかと思いつつ一気読み。粘り強い取材を通じた「データの蓄積」「ファクトの重視」は確かに著者の強みだろう。特ダネを独占としようとするギラギラさがあまり無い印象を受けて居たが別に生計を立てる方法を確保している点は成程と思った。2025/04/20
す○○
10
もし著者がいなければ安倍元総理銃撃事件後ここまで問題が大きくならず政治と宗教の癒着が白日の下に晒されることは無かったかも知れない。著者が見据えているのは政権中枢と教団の接点でまだこの程度では満足していないと思うが、自民党の腐敗ぶりは裏金問題にシフトし統一協会問題の追及は以前ほど聞かれなくなってしまった。解散命令までたどり着いても信者は信仰を続け被害者救済の道は遠く険しい。それでも著者の地道な活動により被害を未然に防ぎ新たな不幸は減っていることに間違いはなく長期に亘る地道な活動に敬意を持って読み終えた。2025/07/29
ゆんろん
7
YouTube を通じて知り、他の媒体でも目にすることが続いて、これは読まねば、と思って手に取った一冊。関心を持っていたつもりだが、やはり他人事だったのかなあと思わされる。淡々と綴られる回顧に垣間見える状況は、壮絶の一言に尽きる。彼のような人がいてくれたことは日本にとっての僥倖なのかも知れない。2025/05/15
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