内容説明
小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒(すさ)むのか。中学受験に挑む娘と父の姿を通して、家族の成長を描く感動作。人気シリーズ「店長がバカすぎて」の山本猛店長も登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
388
早見 和真は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、中学受験家族小説でした。 妻の意向で、我が家の息子二人とも中学受験をしましたが、中学受験のモチベーションを保つのは、非常に困難だと思います。 https://publications.asahi.com/feature/mondai/2025/03/21
ムーミン
316
おはなしとしては面白く読ませてもらいました。地域によって子どもたちの受験体制はさまざまで、一律にものを言えるものではありませんが、子どもの成長を考えると、やはり異常な社会状況が広がっていると思えてしまいます。とても難しい問題が背景にありそうです。2025/06/29
はにこ
214
大したとこじゃないけど、中学受験をしたので懐かしいなぁと思って読んだ。この頃って自分でどこの学校に行きたいとかあんまりなくて、親が決めたところを受けたなぁ。クラス分けの話や、周りが段々スイッチ入っていくのとか、スイッチ入ったら時間が足りないって実感するの分かる〜ってなった。塾の友達って中学入ってから一度も遊ばなかったけど、十和ちゃんは変わらないでほしいな。2025/06/26
ウッディ
181
母にすすめられて塾に通うが、行きたい中学がなく、家族や友達との関係もぎくしゃくする中で、受験勉強に身が入らない十和だったが、祖母からかつて母が目指した学校があることを知り、スイッチが入る。十和ちゃんと呼び、腫れ物を扱うような父親の態度への違和感は、家族の秘密を知って納得したものの、子ども二人が中学受験をした自分としては、ここまでしないといけない中学受験に少し温度差を感じた。「店長がバカすぎる」の面々も登場し、良い話であったものの、娘のためにここまでやるかという部分にリアリティがなかったような気がします。2025/07/28
のり
176
先月も中学受験に関する作品を読んだが、この作品も小学生達の挑戦が凄い。「十和」は中々集中力を維持する事が課題だったし、希望の中学を見つけるのに苦労していた。家族に対しての思いにも、一人悩んでいた。それでも色々な局面で気付く事も出来た。受験を通して成長し、家族の在り方も知った。オマケに「武蔵野書店」の面々も登場。相変わらずの店長に安心した。「谷原」さんの苦労は絶えないが…2025/09/28
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