内容説明
「うち、もう、どこにも、逃げ場がない……」
邪神との婚姻か、
死ぬまで悪夢に苛まれるか──。
京都消防局本部の特殊部隊、あやかしの起こす火霊火災専門の消防士・瀧本雪也は、民家の火災で巫女姿の女性を救助する。彼
女は京都の名家の養女・鳳美凪。
風戸神社の祭神・烈風へ嫁ぐ日が迫っていた。
邪神の許嫁として、あやかしたちの間で「災いの巫女」と虐げられ、孤独と絶望の日々を送ってきた美凪。
雪也は前世から繋がる彼女との縁を信じ、歪んだ神との誓約に立ち向かう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
10
うわー、もう、こういうの、ほんっとうに大好き。 災いの神の花嫁になることを運命づけられた巫女と、霊力もちの消防士の出会い。 冒頭の美凪のあのシーンから、雪也のかっこよすぎる消火活動。そして、チョーかわいいごまちゃん。 烈風との婚礼を反故にするには、神を倒すしかないのか? 2人の様子が微笑ましければ微笑ましいだけ、読んでる私の心は千々に乱れる。 そして、いきなりのクライマックス?! 思いがけない展開から、さらなる、、、 花鳥も、よかった、本当に。 みんなが末永く幸せでありますように!2025/03/21
色素薄い系
1
うーん。雪也は前世で同じ様に恋人奪われてる事知ったのに一矢報いようとしなかったのがなぁ…身代わりの身代わりになる発想もなんかえぇ…だったし。そしてあっさり反故にする神。コイツだって上級って訳じゃなさそうだったのになんでそこまで幅を利かせる事が出来たのかがよく分からなかったかな。2025/06/23