扶桑社BOOKS新書<br> 経済で読み解く世界史

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扶桑社BOOKS新書
経済で読み解く世界史

  • 著者名:宇山卓栄
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 扶桑社(2025/03発売)
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  • ISBN:9784594099381

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内容説明

世界500年の金利動向が示すものとは?
物価、GDP、生産性、株・債権…経済で見れば時代の変わり目が理解できる。ビジネスに役立つ「使える歴史」!

古代
◎なぜ、ギリシアのような辺境の貧村が世界帝国となったのか?
◎ローマの台頭、繁栄、衰亡の三段階、その力学構造とは?
◎漢王朝の経済論争、国家は市場に関与すべきか?
中世
◎銀行業で華々しく成功する事業家一族、利子禁止をどのように回避したのか?
◎唐王朝、宋王朝はマーケットをどのようにコントロールしたのか?
◎一体化する世界、元王朝や明王朝はグローバリズムにどのように向き合ったのか?
◎アジア、アフリカ、ヨーロッパを支配したイスラム、その力の源泉とは?
近世
◎ヴェネツィアではなく、ジェノヴァが新しい時代をつくることになったのはなぜか?
◎ポルトガルの香辛料貿易の利益、スペインの新大陸産の金銀はどこへ消えたのか?
◎なぜ、小国オランダは世界の覇権を握ることができたのか?
◎オスマン帝国が形成したグローバル・リンケージ・システムとは何か?
◎なぜ、辺境の異民族が中国を260年間、支配し続けることができたのか?
近代
◎急激な経済上昇はなぜ発生し、また、なぜ、それは欧米や日本に拡がったのか?
◎イギリスは莫大な利益をどこから稼いでいたのか?
◎覇権国家イギリスは財政危機をどのように乗り切ったのか?
◎財政危機の救済に悪用されるリフレ政策、その功罪とは?
◎なぜ、中国やイスラムでは近代化が起こらなかったのか?
現代
◎新しい資本主義の局面を、イギリスではなく、ドイツがつくり上げていくのはなぜか?
◎不況の時に有効なのは財政政策か金融政策か?
◎戦争は回避不可能、戦争に突入しなければならない必然性とは何か?
◎日本軍のファイナンスはどのように失敗したのか?
◎なぜ、アメリカ国民は軍拡の負担を受け入れたのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
歴史とは経済構造の変遷である 経済は社会の「下部構造」であり、そこから上部構造が生まれる 経済の断層が歴史を動かす 近代化とは「富と権力が融合した国家の時代」である 資本主義は絶えず再生する 通貨・エネルギー・交易ネットワーク・金融制度が歴史の駆動因子である 現代は「貨幣の自己増殖による経済」の時代 覇権国家は「徴税→債券→戦費」という国家運営モデルを完成させた 政治や戦争は、背後にある経済の圧力が引き起こす現象にすぎない 未来を予測するには、過去の経済パターンを歴史から抽出することが必要である 2025/04/03

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