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内容説明
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ルース・ベイダー・ギンズバーグは2020年になくなるまでの27年間にわたり、アメリカの連邦最高裁判所で裁判官をつとめた女性です。
ルースは1933年、ニューヨークに住むユダヤ系の両親のもとに生まれ、幼いころからとても優秀でした。しかし、当時のアメリカでは教育や職業をめぐる女性差別やユダヤ人差別がひどく、若いルースもたびたび差別に悩まされます。それでも「女性の自立」を説いた母の教えを胸に、法のもとで平等な社会を実現するために法律家を志します。
弁護士となったルースは男女平等が問われたいくつもの裁判で実績を上げ、弱い立場にあった女性、ときに男性を助けます。その後、裁判官として判決をくだす立場となり、1993年には最も重要である連邦最高裁判所の裁判官に指名されました。最高裁判所では、男女の賃金格差に異議を唱えたり、マイノリティの権利を守ったり、多くの判決や意見で注目を集めつづけました。ルースは法のもとの平等を目指す「正義の象徴」として、アメリカじゅうの人びとから尊敬される存在になったのです。
【もくじより】
広がる好奇心
認め合うパートナー
わたしは負けない
差別とのたたかい方
わたしは反対します
解説:R・B・Gは法のもとの平等が正義だと考えました
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
RGBの伝記で読みやすいものを探しているのですが結局漫画がラク。表見返しにSDGs関連キーワード紹介、後ろ見返しにRBGの裁判とその後を簡単解説あり▽母親の教えがよかった「自分自身の考えを持つことが自立への第一歩となるはず」「ほんとうに伝えたいことがあるのならおこってはだめ、いかりをしずめてこそ相手に気持ちは伝わる」▽アメリカの最高裁判事に定年が無く、引退者があった時点の大統領が指名して決まるって。RGBが現役で亡くなって、トランプ大統領(1期目)が自分に有利な保守派を選んだのが悔しいよね。2025.3刊2025/05/23
えすてい
11
アメリカというのは日本人が想像するのとは裏腹に女子差別が激しい国である(未だに女性大統領はいないし副大統領では一人だけ)。ましてやギンズバーグが生きてた時代ならなおさらである。さらに、ユダヤ系であることと子持ちであることもマイナス面だった。アメリカのユダヤ系も一括りにはできず出自や学歴・バックボーンが人それぞれであり、この伝記を俯瞰してみるとギンズバーグは極めて恵まれた環境と幸運の塊と見ることもできる。ギンズバーグの生涯だけでなく、司法の仕組み・日米の判例の位置付けの違いにも解説しているのはいい構成だ。2025/05/23
ジャスミン
5
新小学3年生になった娘には、女性差別や人種差別など、差別問題について色々と感じるところがあったよう。米連邦最高裁をつとめた判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグさん。全然知らなかった…最近の学習まんがはすごいな!「ユダヤ人ってなに?」と聞かれて、うまく説明できなかった自分の勉強不足ぶりを反省…。2025/04/10
Aby
5
集英社の学習まんが・世界の伝記NEXT にルース・ベイダー・ギンズバーグが登場.素晴らしい選択です.ありがとう.RBG! RBG! 第2次世界大戦後の1950年に大学進学したが,女性への風当たりの強さよ.◆これからを生きる子たちが,抑圧に苦しまなくて良い時代が来ますように.2025/03/23
kaharada
2
賃金不平等、未婚既婚の税金控除差、女性の入学拒否… 親の介護に男女差はない。チャレンジしたいと思う気持ちに男女差はない。 既存の考え方を変えていくには怒りではなく辛抱強い対話なんだなあと思った。2025/06/29
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