光文社文庫<br> P町の親子たち

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光文社文庫
P町の親子たち

  • 著者名:宮口幸治【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334105747

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内容説明

蒼田千尋は、息子の子育てに悩んでいた。知能教育教室に通っている頃から、ほかの子ができる課題ができなかった。小学校四年生になった今も、成績はふるわないままだ。やったらできるはず、と思うのだが、その「やったら」ができない。しかし母親として可能性を信じたい千尋は、塾を変えればいいのではないかと思いつくが……。『ケーキの切れない非行少年たち』の著者が、「発達障害が分かる」小説をお届けします!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shi-

19
発達障害にスポットを当てた、連作短編集。 私自身仕事柄、発達障害のお子さんに接することもあり、割と身近な物として捉えている。 この本も発達障害は何も特別な事ではなく、どのお話も日常生活を送っていってる中で、しんどさだったたり、上手くいかないことだったり、違和感だったりで、医師や、支援センターの門を叩き、診断をうけている。 でも実際は親がしんどくてもなかなかそこへ繋いで貰えなかったり、こどもも成長するにつれ、しんどい事が増えていっている。なんとかならないかなぁ。2025/03/26

いなこ

3
蒼田夫婦の息子康太は、授業についていけず友だちとの会話にも入っていけない。母子家庭の娘美羽は、落ち着きがなく不注意が目立つ。両親が医師の息子湊は、同級生とのトラブルや立ち歩きがある。それぞれ発達を疑い、相談にいって…。今は多様に判断がつく、発達に関すること。親がネットや本で調べたり、相談する場もある。それに伴う勉強の仕方の対応も少なくない。ただやはり、親としては葛藤は否めない。親も子もベストな状態でなることは、容易なことではないのだと感じた。2025/04/25

Richard

1
P町に住む親子の3章からなるストーリー。それぞれの登場人物が他の章の主人公等とつながる。最近よく耳にする発達障害。以前であればそういった子も職人を始めとする適切な職についていたりした。小さい頃から療育を始めとした適切なケアを受けられたら。作者の他の本も読んでみたい。2025/06/21

とらさん

0
発達障害を疑われる子らの話2025/06/23

♡mayumelo♡

0
知的障害の息子を持つ母として、とても分かりみが強かった。 2025/05/23

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