幻冬舎文庫<br> 楽園〈パライソ〉のどん底

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幻冬舎文庫
楽園〈パライソ〉のどん底

  • 著者名:芦花公園【著】
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 幻冬舎(2025/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344434622

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内容説明

美しすぎる彼が来て、俺はおかしくなった――。閉鎖的な田舎で辟易としていた相馬律は、転校生・高遠瑠樺に一瞬で魅了され、彼との異様な快楽に?れる。それを知った神社の〝忌子(イミコ)?は律に警告するが、もはや手遅れ! この集落に何が起きているのか? 狂おしいほどの官能と切なさと恐怖が渾然一体、エモすぎるBL×ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおすけ

7
【Kindle】余命わずかな祖父の願いを叶えるため、家族とともに東京から森山郡に引っ越した相馬律。ある日、律のクラスに高遠瑠樺という転校生がやって来る。瑠樺のこの世のものとは思えない匂い立つような美しさに、みな一瞬にして魅了されるが、「腹磯地区に住んでいる」という担任の言葉に急激に熱が冷めていく。律以外は──。芦花公園が描く、花咲乱れるような美男子。彼が導く先にあるのは本当に楽園か。最後の一行までBLホラーだった。2025/05/05

bextar991

6
耽美ホラー。高校生の主人公が、転校生の高遠瑠樺と出会ってしまったために心も体も全てが狂わされる話。最後まで読んで思ったけど、もし自分があの高校に通っていたとして、そこにルカが転校してくるって状況嫌すぎるな。数多くの人間が魅了の影響を受けたり災害が起こったりするものの、その軸には一対一の愛がいくつかあるだけなので、これは男×男のセカイ系といっても良いのかも。ラストは苦くてまさに楽園のどん底のままなんだなと思い知らされた。『富江』を読んだ時もそうだったけど、女の私も至上の美しさにぶん殴られて狂いたいなぁ。2025/03/08

黒目ソイソース

5
ちょっと芦花公園先生の作品三連続で摂取したせいか、いやあ素敵なBLを読みましたなあ、って感想うっかり終わりそうになった。冷静になると、人間の醜さおぞましさ悲しさ弱さ強さ美しさがいつもどおり揃ってて、登場人物に愛着も沸いて、でもこれだけのことして幸せになっていいわけ?って思ってたら……ですよね、どん底ですよね😊2025/03/12

ルイス

5
芦花公園×BL×ホラーか・・・・冒頭のお色気シーンでくじけそうになり「これ最後まで読めるかな」と思ったけど、話の筋はしっかりと芦花ホラーだった。 現在、この作者に美しくて怖ろしいモノを書かせたら右に出る者はいない。とさえ思います。2025/03/11

しゅがー

4
シンプルなBLとしてホラーかと思っていたら、良い意味で期待を裏切られた。BL要素を持ち合わせつつしっかりとホラーだった。面白いけど人にあらすじを簡単に説明してと言われたら難しい気がする。2025/03/20

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