内容説明
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みなさんは自分が使っている日本語の「歴史」を考えたことがあるでしょうか。令和の日本語は平成、昭和に、大正、明治の日本語は江戸時代に、そして鎌倉室町、平安から奈良時代の日本語につながっており、各時代の日本語は少しずつ異なっています。本書では奈良時代以前から近代まで、音声や語彙、文法、文字表記、資料など、日本語史で説かれていることや著者の日頃の研究で興味深いと感じることを解説しており、見てわかるイラスト図解とやさしいコラムで挫折なく、楽しく学べます。ぜひ、めくるめく日本語史の世界をご体験ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
26
パラパラとページをめくり気に入ったテーマを読む。ページをめくる手をどこで止めても面白いなあ。2025/02/17
えつ
8
思いのほか、文字がぎっしり。ちょっと斜め読みになってしまった。なんかあまり頭に入ってこなくて残念だった。もっと余裕のあるときに、再度チャレンジしてみたいな。2025/04/15
Gamemaker_K
5
日本語史について以前沖森先生の新書を挫折した経緯があり、こちらからアプローチ(一度学生時代日本語史の講義を受講していたんだけど、不勉強だったので知識として定着せず)。抜群にわかりやすく、文章も読みやすい。が、コラムの頻度が高すぎて目線が定まりにくい感じがあったので星1つマイナス。ということで沖森さんの新書に再トライしよう。・・・過去を学ぶのは未来を見通す目を作るためってことで、未来の日本語はどうなるのかなと想像するのは楽しいと思っていたのだが最近の世の中を見るにつけ夢ばかり見てられないなとも思うのである。2025/05/13
☆ひとこぶラクダちゃん☆
4
奈良時代以前から近代まで、音声や語彙、文法、文字表記、資料など、日本語史で説かれているこが解説されています。イラスト多めで一見分かり易いかなと思うのですが、知識不足の為、残念ながら楽しめませんでした。もっと勉強してから再読したいと思います。興味があるだけに惜しいです。2025/04/14
しぇるぱ
4
絵図があるからスペースが多いだろう、それは間違い、ぎっしりと文字が詰まっています。感動でメクルメクのではなく、字面を追うのに目がクラクラしてきます。おおざっぱに言うと、日本語は、上古から室町時代の古代語、江戸時代から現代までの近代語に分かれます。ポルトガルのバテレンが本国への報告で、ふぁしばふぃでよし、と書き付けています。羽柴秀吉のこと。古代語ではは行はふぁ行でした。母音は5音ですが、古代語では7音でした。ゐ、ゑ、これは い、え、とは違う発音でした。近代語篇になって、納得、なるほど、と共感出来てきます。。2025/03/08