子どもが自ら考えだす 引き算の子育て

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

子どもが自ら考えだす 引き算の子育て

  • ISBN:9784053060358

ファイル: /

内容説明

◆◇◆現代の子育てに迷う親たちへ送る「引き算の子育て」のすすめ◆◇◆

情報があふれるネット社会。

「子育て」と検索すれば、
「〇歳までに〇〇を」「子どもを伸ばす〇〇法」といった
善意の子育てアドバイスが次々と目に飛び込んできます。

膨大な選択肢の中から比較検討し、最善のものを選び取らなければならない
――選択肢の多さに迷うこと自体が、現代の子育てのストレスの原因の1つです。

そんな時代に必要なのは“引き算”の発想です。

「子どもには自ら育つ力が備わっている。それを親が見守るだけで十分。」

そう語るのは、注目を集める2人のベテラン教育者です。


◆◇◆教育のカリスマ2人が奇跡のコラボ!◆◇◆

宮本哲也(宮本算数教室 主宰)
無試験先着順の入室にもかかわらず
卒業生の約80%は首都圏トップ校に進学。
カリキュラムも教室所在地も非公開。
謎に包まれた算数教室としてMBS系「情熱大陸」など多くのテレビ番組に出演した。

井本陽久(いもいも 主宰)
数学オリンピック上位入賞者を多数育てた元・栄光学園教師。
東大に何十人も送り込む超進学校にいながら
大学受験度外視のユニークな授業を展開。
NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」でも、その教育哲学が特集された。


◆◇◆「子育てに不安を抱える人」「情報過多に疲れている人」必読の1冊◆◇◆

一見異なる教育スタイルの2人に共通しているのは、
「余計なことはしない」という信念。

「これをやるといいよ」「あれをするといいよ」といった
“足し算”の発想が重視されがちな現代だからこそ、
本書では、子育てにまつわる「余計なこと」を徹底的に仕分け!

親が「余計なことをしない」勇気を持つことが、子どもの可能性を引き出す秘訣だと説きます。

親にとっては耳の痛い話も多いのに、
なぜかゲラゲラ笑いながら読めちゃう「ぶっとび教育論」!


◆◇◆教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏の最新刊◆◇◆

本書は教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏も共著者として参画。

幼児教育から中学受験、名門校、不登校、教育格差、教育虐待まで、
さまざまなテーマで教育現場を取材したおおた氏も、
宮本氏と井本氏の哲学に深く共感しています。
ときには読者の目線に立ち、ファシリテーター的役割を担います。

読者の目線に立ち、ファシリテーターとして話を紡ぎながら、
終章では「余計なこと」の仕分けを通じても絶対に削れない、
「子どもを見る」という本質について深く考察します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

26
「子どもには自ら育つ力が備わっている。それを親が見守るだけで十分。」が全て。子供の前にレールを敷かない、親が子どもを信じてドシッと構える。そのためには親が親自身を信じられなくては駄目。中学受験は基本的にこの真逆の考えになりやすいので色々と考えさせられる。宮本氏と井本氏の二人が変人過ぎて面白い。2025/03/20

けい

2
なるほどと思った。自分の考え方に近いが更に見ているだけで触らないを徹底している。身につくまで何度となく読んでみようと思う。最近の教育は無菌温室で育てるような感じで反感を持つ人におすすめ。2025/07/05

motoryou

2
再読。「子どものありのままをおもしろがる」。これにつきるな、と思います。言うことを聞く子、「ちゃんと」している子は、そもそも、ありのまま、の状態ではないよね。だから、子どもがどんな時にどんな顔をするのか、どんなシグナルを発するのかをよく見ることなんだな。子どもを変えよう、なんと大人都合で無邪気に言ってしまうけれど。その子が、ぐいっと前に進もうとしているときに、「ちゃんと」反応を返す、それだけでいいな。余計なことは、本当に「余計」なんだな。2025/04/28

oko

2
いもにいと、宮本算数の宮本先生と、おおたさんの対談本 子どもや、子どもの勉強や、受験や、親子関係のいろいろを見続けてきた3人のお話 みんな読むといい 座談会・勉強会の資料にしようって本気で考えてます 最近、思う どんぐりさえ、習い事、ミッションみたいになってる子がいるなあ…って 勉強とは習うもので、誰かに教えてもらうもの、という式が、子どもの中に最初からある感じが気になる それは園のせいなのか、家庭のせいなのか… 子どもが自然とワクワクするような生活、できるといいね2025/03/11

Shannon

1
子どもたちがもともともっているたくましい力を信じて、それが勝手に伸びていくのをただおもしろがって、にこにこしながら見守ろう、そのにこにこが子供達にとっての太陽 子どもを変えようとするのではなく、子どもを見る自分の心を変える。 2025/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22412147
  • ご注意事項

最近チェックした商品