21世紀の国家論 終わりなき戦争とラディカルな希望

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21世紀の国家論 終わりなき戦争とラディカルな希望

  • 著者名:隅田聡一郎【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 特価 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 講談社(2025/03発売)
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  • ISBN:9784065304105

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内容説明

なぜ国家は世界の問題を解決できないのか? 私たちはどんな社会を望むのか?
新時代の論客が、マルクスとシュミットの出会いを糸口に、現代社会に新たな希望をうち立てる!

絶賛の声、続々!

隠岐さや香氏
本書は「資本の帝国」の本質を捉えつつ、新しい抵抗運動の可能性を惑星的な次元で構想している。

斎藤幸平氏
マルクスが完成させられなかった国家論の全貌がここにある。

佐々木隆治氏
博覧強記の俊英による卓越した理論的展開と現状分析。この混沌とした時代を読み解くための「最強の武器」となるだろう。

私たちの日常生活は、ただ社会経済的に営まれるものではなく、政治的な次元において国家の意志や決断に左右される。国家を介してしか社会を組織できないのであれば、私たちは本当の意味で社会の主人公、つまりは主権者になることはできず、どこまでいっても国家による解決を最終的に期待するしかない。これが「国家主権」の内実であり、国家を批判するリベラルな論者でさえ、私たちの社会生活が国家なしに組織されていないことを理由に、さまざまな社会問題の解決を国家に頼ろうとする。だが、そもそも国家権力をつうじて気候変動やパンデミック、ひいては軍事紛争などを解決することが本当に可能なのだろうか。「21世紀の国家論」という壮大なタイトルを冠した本書で私たちが問いたいことはこの一言につきる。――「はじめに 回帰する国家主権」より

目次
はじめに 回帰する国家主権
第一部 資本と国家に抗するマルクス
第一章 資本主義はたんなる経済システムではない
第二章 「政治の自律性」から「自律性の政治」へ
第二部 マルクスとシュミットの邂逅
第一章 主権の批判理論
第二章 権威的自由主義の系譜学
第三部 惑星主権と「資本の帝国」
第一章 資本主義の地政学
第二章 グローバル戦争レジーム
おわりに 新たな国際主義のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

PETE

2
今年3月に出た本を5月に新品同然で古書で買えたのだが、その理由がわかった。講談社から現代新書に1冊書くように依頼されたのだろうが、ブランドの評価を下げるような文章しか書けなかったのだろう。 どう見ても著者の専門外の経済史パートでは、誰も引用せずに大胆な言明が続出する。 思想史パートでは、そこまでに論じられていない思想家の一節が著者の主張の裏付けかのように引用される。 いくつかの専門的な未邦訳論文とその著者が集中して引用される割には、その議論の骨格は紹介されない。 それ以外は邦訳書の引用が大半。2025/07/16

レンテ

1
マルクス再発見といった論はしばしば見かけるし、最近だと人新生の資本論が話題になった。なぜマルクスが見直されているのかというと資本主義の行き詰まりが明らかになる中で自然な成り行きなのかとは思うが、本書は資本主義論、経済論に留まらず、マルクスの思想が生まれた背景そのものをテーマにし、現在の経済と戦争、国家と地域紛争を照らし合わせて解説するもの。グリーンエコロジーにしろ覇権主義にしろ、大きな力から個人の幸福や自由を守るための連帯は、非暴力でフェミニズムに根ざすものである、という点は少なくとも覚えておきたい。2025/10/20

Go Extreme

1
資本主義は単なる経済システムではない 形態規定力のシステム 商品形態の力 物神崇拝 社会の総体性 価値法則の執行人 敵対性の刻印 統合化資本主義と脱統合 星座 自律性の政治 例外状態の常態化 生-政治 資本主義国家の他律性 原国家 国家フェティシズム 終わりなき戦争 ラディカルな希望 権威主義的自由主義 抵抗が先に来る 政治的蓄積 マルチチュードの構成的権力 大地のノモス 惑星主権 気候リヴァイアサン 気候ビヒモス セトラー・コロニアリズム グローバル戦争レジーム 予示的政治のジレンマ2025/04/09

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