文春文庫<br> おあげさん 油揚げ365日

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文春文庫
おあげさん 油揚げ365日

  • 著者名:平松洋子
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 文藝春秋(2025/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923457

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内容説明

油揚げ愛を語るエッセイ29編+レシピ45

煮ても焼いても焙ってもよし。
変貌自在な油揚げは、日々のおかずにも、酒の肴にもなる。
なんといっても値段が安い!

油揚げを愛するあまりの
偏愛エッセイ29編+レシピ45

(この本で読める内容の一部)

◎母がよく作ってくれた「茄子とひろうす」の思い
◎東向島に、いなり寿司を買いに行く
◎賞味期限三カ月!赤い袋の「松山あげ」を攻略する
◎江戸期から親しまれる、栃尾の巨大あぶらあげ
◎赤坂の豊川稲荷境内で、みそおでんといなり寿司を味わう
◎辰巳浜子さん『料理歳時記』に油揚げはどんな風に登場?
◎五目ごはん、炊きこみごはん、かやくごはん。どんな名でも、そこには必ず油揚げ。
◎伊東駅名物の四角い折詰には、汁気たっぷりの甘いいなり
◎松山「アサヒ」のなべ焼きうどんには、甘い牛肉と油揚げ
◎きつねうどん誕生――大阪「うさみ亭マツバヤ」のはんなり味
◎「油揚げ二枚あれば三合飲める」平松さんが愛する酒の肴とは
◎豆腐を揚げた料理が文献に初登場したのは――時代考証家・山田順子氏との対談
◎油揚げは、言ってみれば「いいやつ」――スタイリスト・高橋みどり氏との対談
◎簡単で自由な「油揚げ料理レシピ45(カラー写真もあり)」

「なんとでもなる。なんとでもしてくれる」
油揚げの魅力が詰まった、一家に一冊の究極エッセイ集!

単行本 2022年6月 PARCO出版刊
文庫版 2025年3月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

67
油揚げだけで一冊の本になるなんて。作者の筆力か、油揚げが万能だからか、その両方なのだろうな。寿司、うどん、おでん、包む中身によって楽しみ方は色々あるし、もとが豆だから健康にもいいし、全国各地で味わい方がまちまちだし。和食の主役じゃないけど、名脇役って感じです。料理のレシピや写真も載っていて、文庫にしては贅沢な内容でした。油揚げを見直す機会を与えてくれた平松さんに感謝。2025/04/29

ぶんこ

49
油揚げは常備していますが、今は自分で稲荷寿司を作る気力がないので、もっぱら購入。美味しいお店が紹介されているかなと流し読み。浅草と伊東駅構内のおいなりさんをGoogleマップにマーク。自作していたころは、好きな具をたっぷり入れて作っていたので、市販品は物足りないことが多いです。2025/06/07

takakomama

10
エッセイ、レシピと写真、歴史など1冊まるごと油揚げの本。油揚げはいつも冷蔵庫にありますが、作るのは煮物やきつねうどんが多いです。カレーやパスタにも使えるとはびっくり! 健康のためにも大豆製品を食べたいし、好きなので、油揚げが食卓にのぼる回数が増えそうです。2025/05/20

きゅー

8
おあげ大好きな著者による、おあげエッセイを集めたもの。おあげがメインではない話も含まれているけど、よくもこれだけ書いたものだと、おあげに対する愛情に驚く。なにはともあれ、軽く炙って生姜醤油が一番だよね。 2025/05/28

kimuchi

8
大好きな平松洋子さんのエッセイ。まさかまさかの全話油揚げにまつわるお話。ほんと申し訳ないのですが、油揚げは私にとっては脇役的な存在。理由は割愛しますが、ある時からお稲荷さんを好んで食べることがなくなった。エッセイ読んで油揚げの奥深さに驚く。そして、お稲荷さんを食べてみたいと思った。油揚げのお料理色々登場するので作ってみたい。2025/04/05

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