宇宙ビジネス

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宇宙ビジネス

  • ISBN:9784295410652

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内容説明

『宇宙ビジネス』は、壮大な宇宙が実は私たちの日常に深く関わっていることを解き明かす一冊です。ロケットや人工衛星と聞くと遠い世界の話に思いがちですが、実際には農業、漁業、鉱業、金融、災害対策、地図、通信など、あらゆる産業で宇宙技術が活用され、私たちの生活を支えています。

本書では、宇宙ビジネスメディア「宙畑(そらばたけ)」の編集長である著者が、100を超える取材を通じて得た知見をもとに、宇宙ビジネスが解決する社会課題、次世代を支える技術、宇宙に住む・旅行する未来、そして宇宙ビジネスに関わる多様な仕事について紹介します。未来を切り開く驚きとワクワクが詰まった一冊です。

宇宙が生み出す新たなビジネスの可能性を知り、日常生活がさらに豊かになる未来を想像しながら、「自分も関わってみたい」と思えるきっかけを提供します。

【目次】
序章 宇宙ビジネスに莫大なお金を投資する価値はあるのか
第1章 「できたらいいな」から学ぶ意外と身近な宇宙ビジネスの世界
第2章 スマートフォンから学ぶ通信ビジネスの世界
第3章 GPSから学ぶ測位ビジネスの世界
第4章 宇宙飛行士の視点から学ぶ地球観測ビジネスの世界
第5章 ロケットから学ぶ宇宙インフラの世界
第6章 宇宙のゴミ掃除から学ぶ軌道上サービスの世界
第7章 ISSから学ぶ宇宙生活の世界
第8章 アポロ計画から学ぶ月以遠ビジネスの世界
第9章 宇宙飛行士から学ぶ宇宙で働く人の世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ine

3
ジュール・ヴェルヌが残した「人間が想像したことは、かならず実現できる」という言葉がより現実味を帯びて来ています。宇宙とはロマンであり、夢であり、想像して楽しむものと考えていましたが、すでに地球は宇宙と強く繋がっていることが実感できます。大きなビジネスが始まる時とは、水面下の準備や研究に目処がつき、一般の人たちがビジネスになると気付き始めた時なのかもしれません。著者は技術畑だけではなく、非宇宙業界の視点や知識が、宇宙業界に真のビジネスの成長をもたらすと言います。文系でも宇宙行けるかな(笑)2025/07/09

トーテムポールさん

2
直近の人工衛星みちびきの打ち上げや、本書では100回ぐらい登場するイーロンマスク氏率いるスペースXの事例など、かなり近々の話題についても触れているのが印象的。浅く広く、特に現時点でも様々な活用が既に行われている、衛星データの分野に紙面を結構割いているが、基本的には今ビジネス的に活用がホットな話から、数十年単位の未来を見据えた構想レベルの話まで、ネットの記事っぽいさっくりとした文体で浅く広く、宇宙ビジネスの現在地点について知れた。2025/04/16

いえのぶ

2
25年3月に発行された宇宙ビジネス書の最新(多分)。内容は最近読んだ2冊の宇宙ビジネス本と似た情報が多い。24年の情報がアップデートされているという感じ。2025/03/08

kouki_0524

1
タイトル通りの本。宇宙ビジネスの広がりを理解する助けになる。宇宙に行くことに関わるビジネス(ロケット、衛星打ち上げ、エンジニアリング、素材など)と、宇宙から提供されるものを使うビジネス(気象情報、自動運転など)に大別されるようだ。そのほかにも、宇宙のような過酷な条件下を想定して開発される衣服や機械などが、地球上でも役立てられる技術に成長することもある。宇宙ビジネスに完全に無縁の人はそれほどいないかもしれないと感じた。最後にある、宇宙ビジネス人材に関する内容は、少し具体性に欠けているかもしれない。2025/03/29

さきこ

1
webメディア『宙畑』を運営する著者による、宇宙ビジネスの動向。広く浅く。このレベルであれば公開情報から調べられるし、最新情報が得られる。しかし、現実的に自分で調べようという気は起きない。まるでコンサルに頼るかのような本。2025/04/05

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