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内容説明
虚しく息苦しい仕事が増えるなか、結果を出し続ける働き方とは?
クソどうでもいい仕事が降ってくる、意味不明のプロジェクトに巻き込まれる、いまいち成果が実感できない……。
私たちの現状は、働く意欲を失わせることばかり。しかし、「静かな退職」は絶対に避けなければいけない。ますます不幸になるばかりだ。
重要なのは、近年の「反労働」を生み出す要因を正確に知り、それを覆す方法を正しく知ること。そのヒントは、いつも結果を出し続ける人を見ればいい。
人事・人材に関するコンサルティングに従事する著者が、30年以上、およそ3000人のハイパフォーマーを研究し続けた結果、その働き方に多くの共通点を発見した。
・失敗を回避せず、むしろ歓迎する
・身近な人を助ける
・活動を多様化させ、職人のように働く……
仕事に人生を奪われず、楽しみながら成果を上げるために必読の書。
目次
プロローグ 仕事に生活を乗っ取られない人々
第1章 仕事の成果が高いから、ウェルビーイングも高まる
第2章 「静かな退職」を、絶対に避けるべき理由
第3章 「クソどうでもいい仕事」がなぜ生まれ、人間をどう蝕むのか
第4章 長時間労働と「やりがい搾取」が、仕事の幸せを奪う
第5章 会社と仕事への依存に、危機感を抱く人々
第6章 ハイパフォーマーの働き方、隠された真実
エピローグ ハイパフォーマーは「オフ」に何をしているか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムノ
4
静かな退職のように会社にぶら下がるのは一見すると良い所取りなライフスタイルに見えるが実は不幸で、会社でハイパフォーマンスを出すのが結局幸せに直結する。なぜなら人生の大半を会社の中で過ごすから。2025/05/31
まめ
1
【メルカリ購入】生活の大半をしめる仕事を充実させずに、生活全体のウェルビーイングを高めることは困難。仕事は報酬が得られるだけではなく、人の役に立つことができる。仕事を通して幸福を感じるには、静かな退職ではなく、パフォーマンスをあげることが不可欠。パフォーマンスをあげれば、信頼されて、任されて、より働きやすくなる。ただし、最初から成果は上がらないので、「どうせやるなら楽しくやろう」という気持ちでやる。仕事を変えるのではなく、自分を変えよう。転職サイトのキャッチフレーズに騙されない。2025/06/12
maa
1
静かな退職=やる気がなく最低限の仕事をするのみ、は避けた方が良い。ストレスを避けようとして最低限の仕事をするのみでも、やりがいや達成感が得られず結局ストレスが高まっていく。仕事の真のやりがいとは会社や顧客に感謝されることではなくその仕事の社会的役割を果たすことである。それがやりがい搾取から逃れることにつながる。仕事を客観視する。仕事のみがアイデンティティになるのは避ける。幸せな労働の条件とは①自由裁量②強みの発揮③成果の認識。ハイパフォーマーはこの3つの割合が大きく職人的な働き方に近づく。2025/04/19
シュウヘイ
0
どうでもいい仕事に対して向き合い方を考える2025/08/16
morigaoka
0
世界保健機関(WHO)は、ウェルビーイングを「体も心も、そして人とのつながりも含めて、ちゃんと満たされてる状態」って定義してるらしい。「PERMA」という考え方があって、ポジティブな感情・熱中できること・良い人間関係・意味のあること・達成感などの項目がある。「幸せに働く」ためには、ある程度自分でやり方を決められる自由さ、自分の強みを活かせる場、そして成果を自分でも他人からもちゃんと認めてもらえることがポイントになってくる。2025/08/14