内容説明
本書は、『法学セミナー』810号(2022年7月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。ここに弁護士がいてよかった司法制度改革によって弁護士の人数が増える一方で、弁護士過疎・偏在の問題は、いまだ解消されていません。そうした中で、いつでも、どこでも、だれにでも、良質な司法サービスを提供することを目指しながら、弁護士過疎地域ではたらく弁護士の活動とその意義、そして、その後のキャリア形成を紹介します。あなたも「ひまわり弁護士」になりませんか?……中 隆志原点の宝庫――ひまわり赴任体験とキャリア形成……葦名ゆき行雲流水、様子見とその先……松田亘平2人いたからできたこと――北海道紋別市におけるひまわり弁護士の協働……田村秀樹=長岐和恵あこがれに あこがれ続け あこがれる……小林竜也受け継がれるものと私の原点……古賀祥多すべての人に司法を――「ひまわり基金」のプロジェクト……加賀山 瞭[座談会]連載1年を振り返って……中 隆志=松本三加=林 信行=加賀山 瞭=橋爪愛来たすきをつなぐ――学びと成長の先に広がる世界を、分かち合うこと……松本三加