内容説明
本書は、『法学セミナー』806号(2022年3月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。法学部発、活躍の場――法学を活かした仕事いま、法学を学んでいるみなさんは、将来どういった進路を考えていますか。いろいろな選択肢があるなか、これまで培ってきた法学の知識や考え方は、この先、どんな仕事でもきっと役に立ちます。本特集では、法学部で学んだ先輩たちが、どのような志を持って進路を選択し、その後の道を歩んでいるのかを紹介します。法学を活かした場で、みなさんも活躍してみませんか。【裁判官】裁判官の仕事の魅力――自由な議論に惹かれて……田中昭行【検事】検事という仕事……八尾香沙音【弁護士】可能性は無限大!――弁護士という生き方……中島朋子【小説家(元弁護士)】野良の物書き――獣道の進み方……新川帆立【法学研究者】百人百様の働き方が許される自由さ……笠木映里【裁判所職員】裁判所書記官という仕事――ある裁判所書記官の選択と機会……福嶋 祐【法務省職員】あらゆる経験が糧となる――保護観察官という仕事……仲 裕子【国税専門官】国税専門官と法学……川野英彦【司法書士】司法書士はお客様の人生の節目に立ち会える仕事……中島美樹【パラリーガル】法律と関わる――パラリーガルという選択肢……片岡 睦【編集者(書籍)】本を編む――私はなぜ編集者になったのか……斎藤美潮【編集者(雑誌】法学雑誌って、地味に楽しい。……菅野真吾