法学セミナーe-Book<br> 終活と法

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終活と法


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内容説明

本書は、『法学セミナー』788号(2020年9月号)の特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。「終活と法」「終活」、「エンディングノート」、「墓じまい」。最近、雑誌や新聞などでこういった特集を見かけないだろうか。日本では、ここ20年程で急速に葬儀やお墓のあり方が変容した。その背景には「死の個人化」とそれに伴う「弔う秩序」の変容とでもいうべき現象がある。このような現象は、実は、法(学)的な検討対象となりうる。現役の学生の皆さんからすれば、あまり身近に感じられない分野かもしれないが、お盆やお彼岸を迎えお墓参りをするという人も多いであろうこの時期に、この領域の奥深さと幅広さをお伝えするのが本特集の課題である。後期のゼミや卒論のテーマとして検討してみてほしい。――――片桐直人・死の個人化と法――企画趣旨に代えて……片桐直人・葬送の自由と死者の尊厳……田近 肇・「自分らしい死」をめぐる法と倫理……中山茂樹・終活事業と自治体……塩浜克也・死後事務に関する法的スキーム設計と死後事務委任契約……大島義則

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