岩波文庫<br> 室生犀星俳句集

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岩波文庫
室生犀星俳句集

  • 著者名:岸本尚毅【編】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 岩波書店(2025/02発売)
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  • ISBN:9784003106655

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内容説明

鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな――室生犀星(1889-1962)の文学は,詩,小説,随筆と多岐にわたる.創作の原点には俳句があった.その句は,人と自然への細やかな情愛,日本語の質朴な美しさに満ちている.「ふるさと」を詠った詩人のもう一つの詩である俳句から,八百数十句を精選.犀星の俳論,室生朝子の随筆も収載した.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

俳句
明治三十七(一九〇四)年
明治三十八(一九〇五)年
明治三十九(一九〇六)年
明治四十(一九〇七)年
明治四十一(一九〇八)年
明治四十二(一九〇九)年
明治四十三(一九一〇)年
明治四十四(一九一一)年
大正十三(一九二四)年
大正十四(一九二五)年
大正十五/昭和元(一九二六)年
昭和二(一九二七)年
昭和三(一九二八)年
昭和四(一九二九)年
昭和五(一九三〇)年
昭和六(一九三一)年
昭和七(一九三二)年
昭和八(一九三三)年
昭和九(一九三四)年
昭和十(一九三五)年
昭和十一(一九三六)年
昭和十二(一九三七)年
昭和十三(一九三八)年
昭和十四(一九三九)年
昭和十五(一九四〇)年
昭和十六(一九四一)年
昭和十七(一九四二)年
昭和十八(一九四三)年
昭和十九(一九四四)年
昭和二十(一九四五)年
昭和二十一(一九四六)年
昭和二十二(一九四七)年
昭和二十三(一九四八)年
昭和二十四(一九四九)年
昭和二十五(一九五〇)年
昭和二十六(一九五一)年
昭和二十七(一九五二)年
昭和二十八(一九五三)年
昭和二十九(一九五四)年
昭和三十(一九五五)年
昭和三十一(一九五六)年
昭和三十二(一九五七)年
昭和三十三(一九五八)年
昭和三十四(一九五九)年
昭和三十五(一九六〇)年
昭和三十六(一九六一)年
散文
序文(『魚眠洞発句集』)
序(『犀星発句集』野田書房)
序(『犀星発句集』桜井書店)
序(『遠野集』)
俳道
俳句
なみうちぎわ
杏の句(室生朝子)
解説(岸本尚毅)
略年譜
初句索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あ げ こ

16
何という素朴さ、淡さ、澄みやかさ。小説なり随筆なりのあの偏執狂めいた視線と手のじっとりと絡み付くような粘っこさと陰湿さと執拗さはいずこへ…。自分も〈さらりとしている〉と感じた類。犀星の小説や随筆の持つ粘着性と言うか、ぬめぬめと湿ったようなあの執拗さはここにはないように思われる。あんずの句が好き。〈あまさ柔らかさ杏の日のぬくみ〉〈あんずあまさうなひとはねむさうな〉〈あんずほたほたになり落ちにけり〉…小説と同じ手で書かれたものであることだけは確かであると、あんずの句によって何となく思う。自然物との静かな交歓。2022/12/13

ゆづき

2
「春愁に堪へず笑ひこかしたり」という句が好きです。2023/02/21

はるたろうQQ

1
犀星がまずは俳人として文学の道を登り初めたのは知らなかった。犀星にとっての俳句については議論はあるが、良い句が見付かれば満足。「尻なでる癖や家主の夏羽織」「乳吐いてたんぽぽの茎折れにけり」「としよりの居睡りあさき春日かな」「消炭のつやをふくめる時雨かな」「しろがねもまぜて銭ある寒さかな」「夏あはれ生きてなくもの木々の間」なお、とみ子夫人に関する散文が何とも言えぬ。犀星は彼女に才能が無いと言うが、娘の言う通り犀星と結婚しなければその才能は開けたのではないか。犀星の文学者としてのエゴを垣間見たような気がする。2025/06/23

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