死んだら永遠に休めます

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死んだら永遠に休めます

  • 著者名:遠坂八重【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 朝日新聞出版(2025/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022520173

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内容説明

死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は──部下、全員。発売前から「一気読み」「怖すぎる」と話題沸騰の、新しいストーリーテラーがおくる恐怖の“限界会社員ミステリ”!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

466
とぼけた文体をまとって飄々と進行するので、過酷な職場環境もそこまで悲壮感なく読ませる。ラストのオチも多少笑いに転嫁しようかな?くらい軽く爆弾落としてくるので、それほど嫌な気持ちにならず読めはするが、自分がこの状況になったら堪らんなという生々しさはほどよく残されている。大手らしい企業で、経理総務系の部署だけがここまで極端に長時間労働になるか?という疑問を序盤から持ちながら進むと、いちおうその有り得なさがちゃんと伏線になっていたようで、なるほどねとは思ったものの、嫌ミスとして秀逸だなとまでは感じなかった。2025/04/29

fwhd8325

128
面白かったけど、とても不快感が残ります。作家としては、してやったりなのでしょうか。とにかく、先へ先へと急がせてくれます。昭和の時代、まだパワハラなんて言葉がなかった時代は、どこにでもこんな上司はいたんじゃないかな。そう思えば、思い当たる節がなんてこと考えながら、令和の時代も変わってないな。結末も、意外性と言うよりも、これが現実だなんて、少し寒気を感じました。2025/10/06

yukaring

126
かなり重い、トラウマ級のお仕事ミステリ。読めば読むほど辛くなりラストに至っては…。主人公の青瀬はパワハラ上司に振り回され、毎日深夜まで働く限界会社員。家に帰ればゴミを出す気力もない。しかしある日パワハラ上司・前川が失踪、そして数日後には「私は殺されました」というメールが社内へ発信される。しかも容疑者は部下の青瀬達5名だと名指しをして…。会社で疑いの目を向けられる青瀬たちは疑惑を晴らすためにイヤイヤながら前川の行方を探し始める。ブラック職場の現状と人間が壊れていく過程がリアルでもはやホラー小説のようだった。2025/03/16

☆よいこ

117
【パワハラ注意】ブラック会社の地獄、トラウマある人にはオススメしません▽大手企業の総務部に務める青瀬(あおせ)は上司の前川に鬼詰される日々で、精神崩壊寸前だった。思考もままならず仕事は終わらない。パワハラ上司の前川が突然行方不明になる。その後「自分は殺された」容疑者は部下たちと名指しするメールが社内全員に送信され、総務部のメンバーは殺人犯だと恐れられるようになる。青瀬は、マイペースな派遣社員の仁菜(にな)に連れられ前川を探す▽逃げる選択肢がない「このまま生きる」か「死ぬ」の二択しかない。2025.2刊2026/03/15

ma-bo

113
文章は読みやすく面白かったけど、嫌な気分で疲れる読後感。ホラーではないのにぞっとする。上場企業の総務経理統括本部に勤めている二十八歳の青瀬達。毎日膨大な量の雑務が舞い込み残業は当たり前のブラック企業。それ以上に苦しまされているのは部長前川のパワハラ。そんな前川が突然「失踪宣言」メールを残して姿を消し、さらに数日後に「私は殺されました」容疑者として総務経理総括本部の社員5人の名前が並んだメールが届く。前川の失踪前から、過重労働とパワハラで追い詰められている青瀬の心身の状態が気の毒。終盤それまで見えていた↓2025/10/13

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