内容説明
みなさんは、「狂言」を知っていますか?
狂言は、日本の伝統的な演劇のひとつで、セリフによって物語が進んでいく喜劇(人を笑わせる演劇)です。
そのみりょくは、ふつうの人の少し情けなかったり、しかし、かしこかったりする姿を、笑いに包んで見せることで、人間の愛すべき性質を伝えているところ。だれにも欠点はあるし、失敗もするけれど、でも人間っていいものだなあと思える演目がたくさんあります。
この本では、狂言の歴史や、動きと言葉、舞台や装束などに加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「狂言」がわかる!
大蔵流狂言方 山本則重氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
39
ユネスコの無形文化遺産に登録されている、狂言。日本が世界に誇る伝統芸術。狂言は笑いがおこる喜劇。「いるいるこんな人」と共感が広がる狂言。観たくなり申したo(^-^)o2025/03/19
けろ
4
このシリーズは小学生高学年以上に向けだが、大人も十分に楽しめ学べる。狂言衣装は熨斗目(のしめ)という着物で、太郎冠者の身分では、模様が格子状の「縞熨斗目」、主人大名は「段熨斗目」「大段熨斗目」。太郎冠者の肩衣には庶民のふだん着なので身近なものが大胆な模様で染められているなど、写真も絵もきれいでわかりやすい。2025/05/28
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