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内容説明
「コーポレート・ファイナンス」というビジネスパーソンに必須の学問を専門とする大学教授は、どのように物事を考えているのか? 野村證券の営業マンを経て、50歳にして経営学博士になった著者が、ファイナンス理論をモチーフに、プロの学者が身につけている「科学的な思考法」の概要とその身につけ方を解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほし
9
元々投資銀行などで働き、現在は大学でファイナンス分野を研究している筆者による一冊。思考法を大きく「セール(帆)を張る」ものと「オール(櫂)を握る」ものに分け、実践的で効率重視なセールの発想だけではなく、理論的で探究を必要とするオールの発想も重要であるとしています。因果関係に注目する科学的な思考プロセスを辿り、演繹、帰納、アブダクションといった思考の型により既知の事実から未知のものを推論する、オールを握る思考。自身もすぐに役立つ知識に飛びつきがちになっていたので、改めて理論の重要性を痛感しました。2025/03/01
Salsaru
5
理論の本。実務の前に考え方を整理するのによい。実務家が読むのがよいのかもしれない。2025/08/03
しゅんぺい(笑)
1
むずかった。セールとオールの話しかほぼ残ってない。2025/06/28
中嶋雅彦
0
リカレントに関する記述など、将来大学に戻ることを検討したくなった。博士号の取得は大変ではあると思うが。2025/04/20