内容説明
《生きた講義》を味わえる名著、待望の復刊!かつて東大で行った講義をもとに書いた力作。学生の教育に懸けた著者の熱い思いが溢れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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学部の頃、複素関数の講義が分からず買った本。が、その時は途中で読むのを諦めてしまった。分枝、複素積分(留数、コーシーの積分定理)あたりを理解せぬままテストを何とか解いた苦い思い出。最近、ふと手にとって読んだら意外とパラパラ読めたので、この際に読み切った。R^2とは似て非なる複素関数の際立った特徴…コーシーの積分定理は強烈だし、それ以外にも局所的性質から大域的なものが決まる等、その差異の源泉は結局なんなんだろう。まだ分からない。正則関数はかなり強い制約だと思った。最後の解析接続がメインで、ちょっとむずかしい2023/04/14
あゆたろう
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誤植。 92ページ9行目。 誤「r」正「τ」 195ページ下から2行目。 誤「∂F/∂z^-」正「∂F/∂z ∂z/∂z^-」 196ページ14行目。 誤「a'_n」正「α'_n」 199ページ下から3行目。 誤「または0,1」正「または0,k」 205ページ11行目。 誤「logr」正「log|r-1|」 205ページ13行目。 誤「1+√r²-1」正「1+i√r²-1」2022/02/24