内容説明
暴力と陰謀が渦巻く都市・上海。帝国陸軍の特務機関に所属する伊那雄一郎は、駆け落ちした侯爵令嬢・一条綾子の身柄を確保する密命を与えられた。ともに任務に就くのは、普段は天皇の護衛を務めるという、異様な殺気を放つ男・大神。任務を開始した2人は、早々に中華民国の特務機関・藍衣社に急襲される。中華最強の男が率いる戦闘集団との戦いの幕が切って落とされたのだった。史上最大級の迫力で描くアクション超大作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
322
こういう馳氏作品もアリかも。伝奇アクションになるのかな?分かりやすい主人公の強さと分かりやすい敵役の配置で、まぁ男の子はこういうの好きよね。というおいしいところを出し惜しみなくやってくれている。四天王があまりに弱く、ラスボスポジションの杜龍との決着が割りと甘めというか、続編見越しているのかもしれないが、単体ではフォーマットのポテンシャルを引き出しきってはいない印象。せっかくなら馳流ノワールのエッセンスをもっと盛り込んで、ダークで18禁のオンパレードな世界観をやってほしかったかも。続きがあるならたぶん読む。2025/02/25
ettyan えっちゃん
10
この令和になってアダルトウルフガイが読めるとは!大神明という名前は50Pほどで出てくるからいいだろう。もう間違いなく新たなウルフガイだ。1930年代魔都上海で大神明と山田風太郎張りの怪しい連中と血みどろの戦いを繰り広げる大神明!もう、これだけで、血が熱くたぎる。この作品は続編があるのかな。あってほしいな。読みたいなあ、新たな伝説の続きを。 ところで、馳星周という名前は知っていたんだが、全く読んだことがなかったので、今後少し読んでみよう。2025/04/12
terukravitz
4
★★★☆☆2024/12/17
烏龍茶
2
駆け落ちした皇族の救出依頼を受けた《月の王》と呼ばれる人の姿をした狼の化身が、超常的な力で上海の闇組織と戦う物語。地の文の豊かさや硬質でテンポの良い文体に流石は後の直木賞作家だと思ったが、話の設定やキャラクターの性格がちょっと受け入れ難く、最後までその違和感が拭えなかった。ストーリーはエンタメとして凄く上手くハマっているし、物語の展開もベタな感じが逆に心地良かった。でも、四天王などの設定や台詞回しがどうにも消化できず…。自分で四天王ってあんまり言わなくないか…?ってずっと思ってしまっていた。2026/01/27
めあり
2
月の王、大神が上海を舞台に駆け落ちしてしまった令嬢を無事に守る任務を受ける。前世からの運命的な愛や受け継がれる契約、人と人ならざる者の戦いに興奮した。登場人物の成長、情景変化、場面展開、全てがハイスピードで加速していく。満月が待ち遠しかった。2025/04/03
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