角川文庫<br> 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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角川文庫
殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

  • 著者名:五条紀夫【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2025/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041150085

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内容説明

自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

576
著者は知らなかったんだけど、あの「チクワ」の人だったのね。まああまり関係ないけど。オチャラケたタイトルの作品だから、てっきり全力で笑わせにかかるパロディー作品かと思えばあにはからんや。主要人物以外の登場人物の名前はふざけているものの、ストーリーは本家「メロス」をなぞりながら無理矢理捩じ込まれた殺人事件に数々巻き込まれ、無理矢理推理せざるを得ない状況にぼやきながらも天性の推理能力によって見事解決しながらメロスは走る。親友の命を救う為に。約束を果たす為に。熱い。熱いぞ。頑張れメロス!果たして間に合うか!2025/07/04

しんごろ

364
太宰治の『走れメロス』をベースにしたミステリー。原作の話を忠実な話を進めながら、とにかく殺人事件が多発したね。登場人物の名前がユニークで、名前でクスッと笑ってしまう。読了後、『走れメロス』を読みたくなるのは、自分だけではないはず。だけど、個人的になりますが、面白いことは面白いんけれど、各章、行間がないから、途中で読み終えたい時、どこで区切って止めればいいかわからない。それと、作者が介入する的な文章表現が好みでないから、読んでて疲れてしまい、物語に深くのめり込めなかった。何度も言うけれど面白いけどね。2025/10/11

はにこ

308
走れメロスのパロディミステリー。人質になっている友を救うために事件を解決しながら走るメロス。時々くすりと笑える場面もあって読み心地が良い。走れメロスの内容をすっかり忘れているので読み返したらより楽しめるのかもな。登場人物の名前にもユーモアが効いていて良かった。2025/12/13

原です。

192
★★★★☆たまたま検索誤りでヒットした本書を見つけて、タイトルが面白いから読了。走れメロスをオマージュして、メロスが殺人事件を次々と解決していく。かなりコメディー要素も入っている作品。気軽にサクサク読めます。2026/01/08

呉羽

186
メロスは推理した――。主にフィジカル、ときに勢い、ときに閃きをもって事件を解決。マッチョなメロスの華麗な事件簿。なかなかどうして、事件の真相はしっかりしている。かの名作に則った友情熱きストーリーとコミカルな会話で、味わったことのない痛快道中が楽しめた。そしてそこに挟まる悲劇の史実や豆知識。作者のセンスに脱帽するしかない。最後までノンストップ、ニヤニヤと読み進めるうちにいつの間にか読了してしまった、魅力的な作品だった。2025/12/15

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