内容説明
離れていい。ひとりでいていい。
誰かとうまくかかわるための、心地よい「心の守り方」とは?
予約が絶えない心療内科医の「近づきすぎない」幸せの秘訣。
----------------------------------------------------
人間関係は、なければ寂しく、
あれば煩わしいものですね。
ときどき、ほどよい孤独を選んでみませんか?
------------------------------------------------------
93歳の現在も、日々診療に向き合う心療内科医の藤井英子医師。
現役で仕事を続けるなかで紡ぎ出される自然体の言葉が評判です。
日常の暮らしのなかで、心がすこし曇り空の日、雨降りの日など、
ふと立ち止まる日に心を軽くする言葉が満載です。
前作『ほどよく忘れて生きていく』の感想にあった「1日誰とも話さない日があってさびしい」という声に、先生がお答えするかたちで、「ほどよく孤独に」というメッセージが生まれました。
人間関係も、人の目も、情報も、
「すこし離れている」くらいでちょうどいいのかもしれません。
日々、自分の心に目を配り、からだを動かして、人間関係をすこし軽やかにする。
見開きに1つのお話で、さらりと読めるのに心に残る、
ずっと手元に置いていただきたい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harupon
22
産婦人科医勤務後、五人目出産を機に退職。栄養学、心理学を学び七人子育て51歳で再び医師に。89歳で漢方心療内科藤井医院開業。現在93歳。【17】「何か面白いことはないかし」そんな気持ちで世の中を見渡すと何かしら「楽しい事」「好きな事」「応援したい事」は見つかります。「見つけよう」としているかどうかです。【21】日々、できなくなっていくことには、さほど注目しなくてもいい気がします。それよりも「ずっとやりたかったこと」を自分にやらせてあげましょう。ワクワクする気持ちこそ、人生の豊かさそのものです。(´▽`)/2025/07/09
かめりあうさぎ
15
初読み作者様。90代の現役医師の言葉。たくさんの金言がありましたが、一病息災という言葉が私には一番響きました。とても良かったです。2025/06/02
coldsurgeon
14
孤独という言葉に寂しいわびしいような感覚が伴うが、実はそんなものはないのかもしれない。著者のように歳を重ねて、人のことに気を取られているほど人生は長くないと思うようになる。適度の距離感が、人との関わりを軽やかにする。ほどよい孤独は、自分の時間を取り戻してくれる。おひとり時間を充実させると、人に依存せず自分らしさを保つことができる。孤独であるからこそ、自由があり、誰かとつながりたいと思えるのだろう。孤独を携えているからこそ、人は優しくなれる。よいエッセイでした。長寿の賜物。2025/04/17
ゆか
13
今の自分は、自分の努力って思う事も多かったけど、周りの人に支えてもらえてるからこそ、今の自分が自分でいられるんだなと気付いた。忘れかけていたので、このタイミングでこの本に出会えた事をありがたく思う。謙虚な姿勢を忘れてはいけないなと思った。2025/06/01
たなぼう
10
著者は、現在も93歳の現役医師として週6で勤務。始め、産婦人科医として勤めるが、5人目の出産を機に医師をやめ、専業主婦に。計7人の子どもを育てながら51歳で再び医師の道へ。さらに89歳でクリニックを退職後、漢方診療内科藤井医院を開院。すごすぎる。本の中身も心を自由にする言葉がいっぱいでよかった。2025/05/20
-
- 電子書籍
- 白魔女さんとの辺境ぐらし ~最強の魔女…
-
- 電子書籍
- お義父さん、私に教えてくれませんか?【…
-
- 電子書籍
- 真夜中の管理人【タテヨミ】第23話 p…
-
- 電子書籍
- パーフェクトスキャンダル~ワケありな僕…
-
- 電子書籍
- 読売クオータリー選集2013年冬号2・…