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内容説明
失敗は成功の反対だとみなされがちだが、生産性の高いチームでは果たしてそうであろうか。「心理的安全性」研究の第一人者である著者が、失敗を類型化し、失敗を通じて生産性を向上させるためのフレームワークを提言。
ベストセラー『恐れのない組織』の著者が、イノベーションが生まれる組織の姿を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HideTanaka
8
「失敗から学べ」とは、言うのは簡単でも、実際には難しいもの。ただの失敗、してはいけない失敗、良い失敗は、どうして違いが生まれるのでしょうか。エドモンドソン先生はこの本で、失敗のパターンと特徴を示してくださいます。<失敗の特性>×<失敗のコンテクスト>のクロスで考えることができ、複数の要因が重なってくる<複雑な失敗>である場合に重篤な結果になることが多いです。「私は複雑な組織における防ぐことができるはずの失敗を理解することに研究者人生を捧げてきた」。さらっと出てくるこの一文は格好良すぎますね。流石の一冊。2025/09/13
小泉岳人
4
”失敗から学ぶのは言うほど簡単ではない。それでも上手に学ぶ方法を身につけることはできる。” 心理的安全性で有名なエイミー・エドモンドソンの失敗について語った本。たくさんの事例が乗っています。2025/09/23
Shohei I
3
「心理的安全性」の研究の第一人者が、失敗の類型化、失敗を通じた生産性向上を提言する一冊。 興味深かったのが、「失敗のうちに非難すべきものの割合は?」という質問に、よくよく考えると1~2%しかないという実験結果です。自分が何か失敗したとき、当然非難されるものと考えてしまうのですが、実際にはその程度の割合しかない。自分で過剰に失敗を重く捉えているんだなと気づかされました。本書で提言される賢く失敗する方法。それを阻む要因の一つ「恐怖」をどう克服するかが自分の課題となりそうです。2025/11/15
くまきち
2
学ぶべき事例がたくさん掲載されている。失敗を許容する文化、「賢い失敗」をたくさんできる企業文化が必要、だけど、そう簡単にはいかないんだろうな。2025/11/16
kentake
2
心理的安全性が確保された組織でも、失敗に対して上手く対処できないと、組織としての成長は得られない。 失敗から正しく学ぶためには、人間は間違える生き物であり多くの失敗を犯す、という点を認識するとともに、人間の失敗に対する認識には、多くの心理的バイアスがかかる可能性が高いという点について、正しく理解しておく必要がある。そのためには、私たちを取り巻くシステムを理解し、システム思考で世界を捉える必要がある。 本書を読むと、普段我々が失敗に対する対策として取っている対策には、「弥縫策」が溢れていることがよくわかる。2025/09/03
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