内容説明
マイケル・サンデルの息子にして懸垂ギネス世界記録を持つ哲学者が語る、現代の幸福論!
終わりなき出世競争、人脈作りのための人間関係……目標志向によって消耗する現代人に必要なのは、「それ自体を目的とする活動」だ。その只中にいるとき、私たちは「自分」を取り戻すことができる――。人生という旅を真に味わい、幸福に生き抜くための英知。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
「判断力とは、『いまここで何が最善か』を理解し、行動に移す力」 「真の友情とは、別の場所に行けたのに『その人のためにそこにいる』選択である」 「友情は『水物』でありながら、『未来の扉を開く鍵』として永続する」 「自然は予測不能で制御不可能な存在であり、現代人が持つ『完全な管理』への幻想に対する反省を促す」 「人生とは、一連の偶然を引き受け、それらを統合して『私という物語』を作ること」 「自由な人生とは、目的の達成よりも、いまこの瞬間に根ざし、自らの道を再定義し続ける旅のようなもの」 2025/04/02
ぷんぷん
1
読了。哲学の本はあまり読んでこなかったので、私にはちょっと難しかったですが、それでも、なんかエモい!と感じる記述がたくさん。 人気者のスティーブン・ピンカーだとか、今大流行りのストア派哲学に異議を唱え、古代哲学やニーチェに光を当てるような感じで。「人気者に喧嘩を売っていくスタイル……?」と少し戸惑いましたが、でもその意義に説得力あり&やはりエモくてキラキラしてます。 「当たり前のように常識で、いいと思い込んでいたもの」を少し疑いはじめるきっかけになるような、いい本でした。2025/04/10
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