「答えを急がない」ほうがうまくいく - あいまいな世界でよりよい判断をするための社会心理学

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「答えを急がない」ほうがうまくいく - あいまいな世界でよりよい判断をするための社会心理学

  • 著者名:三浦麻子【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 日経BP(2025/02発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296002313

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内容説明

◆人間には「答えを急ぎたい」という衝動がある
◆そんな衝動とどう付き合っていけばいいのか?
◆社会心理学の観点から「よりよい判断」をするための術を紹介

「あいまいさに耐える力」持っていますか?

人間はあいまいな状況が苦手です。「次に何が起こるか」を予測できない状態に、不安や場合によっては命の危険を感じるからです。しかし私たちの日常には、「情報過多」「どっちつかず」「初めての経験」など、あいまいで不確実なシーンが数多く訪れます。すると人間は答えを急いで、あいまいな状況から抜け出して不快を回避しようとしますが、それが「よりよい判断」につながるとは限りません。

では、どうすればあいまいな状況でも冷静に判断し、
よりよい未来に近づくことができるのでしょうか?

  本書は、この疑問に答えていきます。 各章では、日常に活かせる社会心理学の知識や考え方に加えて、研究の舞台裏やユニークな実験結果など学術的な背景もわかりやすく紹介。知的好奇心も満たされる内容となっています。知識を深めながら、自分の考え方や行動を見直すきっかけになる1冊です。

【こんな人におすすめ】
・不確実な時代に必要な柔軟な判断力を身につけたい人
・人間関係や情報に振り回されがちな人
・学問の世界やその舞台裏に興味がある人

目次

目次
序章 私たちはあいまいな世界を生きている
第1章 状況から受ける影響を考慮できる
第2章 リスクや利益を正しく見積もれる
第3章 人間関係がうまくいく
第4章 感情をふまえて判断できる
第5章 ネット社会とうまく付き合える
第6章 創造的な思考ができる
第7章 偏見に気づき、抗える
第8章 あいまいさを科学の俎上に載せる
終章 あいまいさとうまく付き合う方法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

11
判断が難しい問題に対して、考え方を単純化して答えを急ごうとせずに曖昧な状況に耐えることで、かえって良い答えが見つかることを社会心理学の考え方をもとに紹介していく内容。人は直感と論理で考えるが、様々なバイアスによって心が乱され、正しく思考できないことが多い。そういった揺れる心に気づいて立ち止まって考え直すことが肝心である。2025/06/10

ソーシャ

9
社会心理学者の著者が、二重過程理論を「せっかちモード」「じっくりモード」として、社会心理学的な考え方とその効用を著者の個人的な経験や思いも交えつつ書いた一冊。社会心理学の知識も紹介されていますが、実際に適用する際の注意点や知見についてのlimitationについても触れられているあたり誠実な研究者だと感じます。あと、「多元的無知」という用語はわかりにくいと思っているのが、わたしだけじゃないんだということを知って、嬉しかったです。2025/04/13

septiembre

2
無意識に沸き起こる「答えを急ぎたい」衝動とどう付き合っていくか(表紙扉より)正解がない事象が多く、今はこれが正解でも状況が変われば正解も変わってしまう。それでも正解(答え)を求めてしまう。あいまいにすることのメリットを「ファスト&スロー」を絡めながら紹介している。最終的に「賛成ではないけど受け入れる」ことができればあいまいさに付き合っていけるヒントになると書かれていた。面倒だから先送りにするということではなく、急いで答えを出すものと出さぬものに振り分けて、あいまいを受け入れることができるようになりたい。2025/03/30

n-shun1

1
社会心理学入門。カバーのタイトル文字は「答えを急がない方がうまくいく」が大きいので,決断を先送りする仕事術?の本と思ってしまう。このように早とちりして,教示文を読み飛ばすこと(satisfice)もネタに入っている。ぱっと見で判断する思考の結果である。早い思考と遅い思考,曖昧さ耐性,だけでなく人間行動のあるあるが読みやすい文章で構成されている。教科書的な本ではないので,心理学に興味を持った大人や高校生の1冊目としてもおすすめ。というコメントを吟味するかといったら,そうでもない。吟味は面倒だもの。私は愚か。2025/10/07

らじゅう

1
グッと来た。 「あいまいさが、少しでも晴れると楽しいし、晴らそうとするプロセスのなかにも楽しみはある」 ●せっかちモード、じっくりモード ●認知資源 ●誰もがあいまいであることに耐えられない性質を持っている ●認知バイアスを受け入れ「ああ、人間ってそういくところあるよな」2025/03/30

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