いったん受けとめる習慣

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いったん受けとめる習慣

  • 著者名:中島崇学
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • フォレスト出版(2025/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866803098

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内容説明

◆「いったん受けとめる」それだけで人生はうまくいく
みなさん、こんなことはありませんか?

◎会議の席で部下から建設的な意見が出てこない。
◎友達と食事の約束をしても、なかなか行き先が決まらない。
◎子どもに「週末どこに行きたい?」と聞いても、「どこでもいい」の一言で終わってしまう。

・・・ささいなことにように思えるかもしれません。
でも、こうした状況を放っておくと、大きな問題に発展しかねません。

なぜでしょうか?

会議で建設的な意見が出なくなれば、指示待ち社員ばかりになってしまいます。

友達との食事の約束がスムーズに決まらなければ、そのうち付き合い自体がおっくうになり、
疎遠になってしまうかもしれません。子どもが自分の意見を言わなくなれば、
将来、夢や希望を持てない大人になってしまうかもしれません。

これらの問題の根底には、実は共通点があります。
それは・・・あなたが相手の気持ちを「受けとめていない」ということ。

◆もう一度思い出してください。
問題が起こる前、こんなことはありませんでしたか?

◎部下が会議で提案したのに「いいんだけどさ……」と否定してしまった。
◎友達が和食の店を提案したのに「イタリアンがいい」と否定してしまった。
◎子どもが遊園地に行きたいと言ったのに「混んでいるから」と否定してしまった。

受け答えをした方は否定したつもりはなかったでしょう。

でも、言われた方は「自分の気持ちを受けとめてくれなかった」
「否定された」と感じてしまうのです。

こうしたことが続くと、そのうち「どうせ言っても受けとめてくれない」と思い、
何も言わなくなってしまう……という悪循環の結果が、
冒頭の「小さいけれど、放っておけないトラブル」の芽を生んでしまうのです。

◆現代の人々のコミュニケーションを妨げている最大の障壁が、
この「受けとめていない」という態度にあります。

では、どうすればいいのでしょうか?

答えはシンプルです。
それは・・・「いったん受けとめる」ことです。

◆「いったん受けとめる態度」は
アメリカの心理学者カール・ロジャースが提唱した「受容」という概念に基づいています。
相手を否定せず、評価もしない。そうすることで、
相手の安心感、話しやすさ、信頼を引きだすことができるようになります。

具体的なやり方は簡単。

× Yes but(うん、でも……)
○ Yes and(いいね、だったら……)

この「Yes and」という接続詞を使って会話を進めていくだけです。

一見単純なテクニックですが、これを身につけるだけで、人生は劇的に変わります。

変化の激しい時代を生き抜くには、異なる意見や主張をいったん受けとめることで、
新たなアイデアをビジネスチャンスに育てていかなければなりません。

もちろん、これはビジネスの世界だけの話ではありません。

家庭や友人関係など、プライベートな場面でも、
この習慣は円満な人間関係を築くうえで大きな力を発揮します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanki

14
答えはシンプル、yes and...言わなくていい一言が、生産性と創造性を失わせる。共感、承認、関心。パンチには、キスを。「言いにくいことを言ってくれてありがとう」。ちょうど良かった、と考えてみる。過去へのyesでRESPECT復活。2025/08/05

mikio

9
「Yes but」ではなく「Yes and」のコミュニケーションの重要性を説く。否定から入る「but思考」ではなく、可能性を広げていく「and思考」によって問題解決に対して創造的なアプローチが得られる。そしてこれらを実践するためのマインドセットとして、自分の有能性を証明したい強迫観念(有能性証明要求)からまずは解放されることが必要となる。話す側も聞く側も自分を認めてもらいたいと思っている。有能性証明要求と共感承認要求のミスマッチによるコミュニケーションの質の低下。非常に耳が痛いです。大変勉強になりました。2025/04/19

Go Extreme

3
受けとめる力:共感 承認 傾聴 信頼関係 心理的安全性 柔軟性 開放性 認知の拡張 受容力 感情調整 コミュニケーション技法:Yes and 対話力 あいづち うなずき 繰り返し 受容 発言促進 質問力 表現力 心理的影響:防衛本能 自己肯定感 反応習慣 価値観の衝突 対人不安 批判回避 感情抑制 自己認識 内省 チーム力向上:創造性 連携 目的共有 意見交換 決断力 成長機会 適応力 主体性 協調性 持続的関係構築 組織文化:多様性 尊重 変革促進 継続的学習 組織開発 経験共有 成果向上 学習環境2025/03/10

mayuko

2
良かった!コーチングで学んだのに忘れていました。使ってみます!2025/03/10

mari

1
結局はyes butと同じで、話し方の違いの問題って感じ。そうだね、でも〜と始めずに、そうだねそれなら、とか、ちょうどよかった、みたいな言葉にするみたいなイメージ。つまり求められる即興の難度が上がると思うので、より会話の技量がいるし、上っ面の的外れなことを言わない判断力が問われそう。2025/06/01

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