内容説明
「キングオブコント王者のデビュー作がミシンの本?」という、触れ込みさえコントのようなエッセイ集。青春時代の思い出、家族との対話、芸人としての矜持といった多岐にわたる題材がすべて、ミシンやファッションを絡めて展開される。そこに漂うのは、ラブレターズのネタにも通ずる「人(にん)」のおかしさ。コント脚本で培った筆力で、哀愁たっぷりに書き上げられている。口絵の撮影は、芸人仲間である加賀翔(かが屋)が担当。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんちゃん
50
静岡新聞の記事に出ていました。キングオブコント2024で優勝したラブレターズの塚本さんのエッセイ。ミシンを使って色んな洋服をリメイクされてしかもかなり本格的。もっと写真が見たかった。地元浜松のことが書かれていて楽しい。芸人であり服飾クリエイター。二足のわらじでこれからも活躍してください。ジュビロ磐田の応援も!2025/07/01
青と緑
3
コロナ禍にミシンを始め、一気にミシンと洋服のリメイクにのめり込んでいった芸人さんの、人生とミシンにまつわるエッセイ集のような本。思わず笑ってしまう語り口でサクッと読めて面白かった。ミシンにハマったのはここ数年とはいえ、古着やファッションはずっと好きだったようだし、こうやって人生で好きだったものが伏線回収のようにいつか実を結ぶものなのだなと思わせてくれた。2025/02/25
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