講談社文芸文庫<br> 系譜なき難解さ 小説家と批評家の対話

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講談社文芸文庫
系譜なき難解さ 小説家と批評家の対話

  • 著者名:埴谷雄高【著】
  • 価格 ¥2,717(本体¥2,470)
  • 講談社(2025/02発売)
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  • ISBN:9784065384442

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内容説明

長年の空白を破り『死霊』五章が発表された直後の1975年7月、埴谷雄高は吉本隆明と秋山駿、二人の批評家に向き合い、根源的な3つの対話を残した。
最初は7月はじめに行われた吉本隆明との対談「意識 革命 宇宙」。ここで吉本は埴谷雄高と『死霊』に対して尊重の姿勢を保持しつつ、馴れ合わない厳しい態度を時に見せ、作品の内容に深く分け入ろうとしている。
次は吉本と秋山駿の2人が埴谷と語った「思索的渇望の世界」。これは7月中旬に3度、計13時間におよんだ鼎談だという。ここでは先の「意識 革命 宇宙」でも吉本が文学史において埴谷雄高が系譜に位置づけられないことを述べていた延長で、埴谷の少年時代の生活に始まり、個人的な詳細を引き出している。
最後の「文学と政治 政治は死滅するか」では、「政治オンチ」を自任する秋山駿が埴谷雄高が若き日に志した政治の道を問うことに始まるが、最終的に埴谷文学の根本を問うて締めくくられる。

目次

目次:
革命 意識 宇宙
思索的渇望の世界
文学と政治――政治は死滅するか
註記
参考資料
年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yoyogi kazuo

0
埴谷の小説は重厚すぎていきなり読む気になれないので、対談集から入ることにした。吉本隆明が相手だから、当然吉本の独壇場になる場面もあるが、概ね埴谷という人の言いたいことが伝わってくるいい対談になっていると思った。秋山駿は私小説の重厚な批評家という印象が強かったがこの二人に挟まれると若々しく思える。2025/05/31

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