DOJIN文庫<br> 100年後の世界 増補版: SF映画から考えるテクノロジーと社会の未来 (DOJIN文庫21)

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DOJIN文庫
100年後の世界 増補版: SF映画から考えるテクノロジーと社会の未来 (DOJIN文庫21)

  • 著者名:鈴木貴之【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 化学同人(2025/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784759825213

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内容説明

哲学者、テクノロジーの未来を考える
●遺伝子技術で子供に望みの特性を与えてもよい?
●ロボットの軍事利用に制限は必要?
●デジタルメディアは人間関係を悪化させる?
●犯罪予防目的のマインド・リーディングは許される?
●幸福は人生の長さで決まるのか?

遺伝子操作、不老長寿、人工知能、情報技術など、
社会に大きなインパクトを持つテクノロジーと、
私たちはどうつき合えばよいのか。
気鋭の哲学者がSF映画を入り口に、各テクノロジーをめぐる論点を多面的に提示し、
社会との関係を考えるヒントを示す。
テクノロジーは私たちに幸福をもたらすのだろうか?

■目次
序章 なぜテクノロジーの未来を考えるのか
第1章 子供をつくる――『ジュニア』で考える生殖テクノロジー
第2章 よりよい子供をつくる――『ガタカ』で考える遺伝子テクノロジー
第3章 生命を創造する――『ジュラシック・パーク』で考えるバイオテクノロジー
第4章 薬で頭をよくする――『アルジャーノンに花束を』で考える能力増強テクノロジー
第5章 身体を改造する――『ロボコップ』で考えるサイボーグ・テクノロジー
第6章 長く生きる――『永遠に美しく…』で考える不老長寿テクノロジー
第7章 考える機械をつくる――『2001年宇宙の旅』で考える人工知能
第8章 働く機械をつくる――『ターミネーター』で考えるロボット・テクノロジー
第9章 データを分析する――『マイノリティ・リポート』で考える情報テクノロジー
第10章 人の心を読む――『ブレインストーム』で考えるマインド・リーディング・テクノロジー
第11章 薬で幸福になる――『時計じかけのオレンジ』で考える心を操作するテクノロジー
第12章 別の世界をつくる――『マトリックス』で考える仮想現実テクノロジー
第13章 テクノロジーをめぐる論争
終章 テクノロジーは幸福をもたらうか
補章 6年後の世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/12/04

くらーく

1
化学同人が文庫を出しているのね。 この本は単行本で出た後、文庫化され(本書)たときに、増補しているのか。P.253から補章があって、単行本が出てからの6年間の変化について記述がある。何と言って、人工知能の変化が大きい。 まあ、映画を見ているかどうかで、感じ方も違うのだけど、個人的には、100年前(1925年は大正14年。翌年末には昭和)から、今の世界を見ると、本書で書かれているようなレベルで収まらないのでは、と思っている。 じゃあ?と訊かれても答えは無いけどね。技術が戦争に使われない事を祈る程度かな。2025/04/11

Go Extreme

1
生殖医療の技術と倫理:生殖技術 遺伝子操作 胚選別 クローン技術 生命倫理 子供の幸福 社会的影響と偏見:家族観の変化 独身者の生殖権 同性カップル 医療技術の受容基準 社会的偏見 偏見の影響 未来のテクノロジーと課題:人工知能 自動化 バイオテクノロジー 情報技術 サイボーグ技術 未来予測の難しさ 倫理と社会制度:プライバシー問題 社会分断 人間強化 幸福の再定義 技術と倫理のバランス 社会的受容 結論と展望:テクノロジーのリスク 社会の適応 生命倫理の進化 新たな価値観 科学と社会の共存 未来への責任2025/03/06

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