ハヤカワ文庫SF<br> レッドリバー・セブン:ワン・ミッション

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ハヤカワ文庫SF
レッドリバー・セブン:ワン・ミッション

  • 著者名:A Jライアン【著】/古沢嘉通【訳】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 早川書房(2025/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150124724

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内容説明

霧の中に浮かぶボートの上にいた七人の男女。彼らは記憶を失っており、みな医療スキルなど固有のスキルを持っていた。その中で突如、操舵室に何者かから指示が入る。彼らは疑心暗鬼に陥りながらも、体が覚えている行動パターン──筋肉記憶に頼りつつボートを進めるが仲間の変容、異形の敵、予期せぬ事態が次々と襲いかかる。彼らが果たすべき最大のミッションとは? ハイスピードで展開するサバイバル×ディストピアSF

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

41
船の上で目覚めると、頭ツルツル、手術痕、腕に名前のタトゥー。1人自殺。残りは6人。記憶なし。しかし筋肉は覚えていた。自動操縦されている船に乗り、向かう先は阿鼻叫喚のロンドン。何かを思い出すことが死と暴力に直結する。面白かったけど、戦闘シーンについていくのが大変だった。2025/06/03

yutan2278

40
霧の中に浮かぶボートの上にいた七人の男女。彼らは記憶を失っており、みな医療スキルなど固有のスキルを持っていた。その中で突如、操舵室に何者かから指示が入る。彼らは疑心暗鬼に陥りながらも、体が覚えている行動パターン――筋肉記憶に頼りつつボートを進めるが仲間の変容、異形の敵、予期せぬ事態が次々と襲いかかる。彼らが果たすべき最大のミッションとは? サバイバル×ディストピアSFってところでしょうか。どうしてもSFが読みたくなり手に取った作品。面白くて一気読みでした。2025/10/21

ぽてち

30
船の上で、銃声と悲鳴によって目覚めた男は、すべての記憶を失っていた──。この導入部から始まる脅威と戦慄に満ちたストーリーは一気読み必至だ。なのだが、この手の物語に共通する欠点として、読み進めて謎が解けていくにつれどんどんつまらなくなっていく。残念ながら本書も例外ではなかった。読み始めてすぐに感じた興奮はたちまち失せ、なにやら似たようなものを過去に観た・読んだような気がしてくる。映像化したらおもしろそうではあるけれど、小説としてはシチュエーションの目新しさ以外は楽しめなかった。2025/02/16

せっちゃんさん

20
そっちかー!あらすじは、"記憶を無くした男女が目覚めると船の上だった。各々、身体に刻まれた特殊技能で事態の打開に向けて行動し…"。サバイバルスリラーかと思ったらSFホラー。。中盤まで状況を理解し謎を検証していく様が楽しい。後半はSF映画。ざっくり言えば『アイアムレジェンド』オマージュ版。結末に捻りが欲しかったとこ。適役の背景・人生史があったらもっと魅力的なヒールになれた。一気読みに丁度良い。2025/03/25

まぶぜたろう

20
あらすじを読むと鉄板で面白そうだったのだが、意外とつまらん。今どき珍しい短さもお話がシンプルなだけであって、訳者あとがきに書かれているような「スピード感」によるものではない。むしろ冗長で、退屈でさえあった。文章は妙に堅いし、半ばあたりで大体の予測はつく。団子型の構成は単調で、それぞれのミッションは同じことの繰り返し。結末も叙情的にまとめられ、はぐらかされた感じがする。それとさぁ〜何かエラそーな感じがするんだよね。高尚ぶってるってゆーか、思弁的なSFと勘違いしてんじゃねーよ、みたいなさ。(◯◯◯●)2025/03/08

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