内容説明
歌謡曲の一大変革期からJ-POP前夜までを「名曲100選」と当事者の証言から再考!!
まだまだ歌謡曲が隆盛を誇っていた70年代。いわゆる“シティ・ポップ”と呼ばれるアーティスト、つまり「新しい才能」たちとの出会いと、80年代から始まる大変革期を経て、洗練を重ねながらJ-POP隆盛へと向かって行った90年代初頭。本書ではそれらの時代に生まれた名曲群から、独自の視点で100曲をセレクト。当時のシーンに直接関わったプロデューサー、ソングライター、シンガー等関係者のインタビューもたっぷりフィーチャーしながら、現在のシティ・ポップ観ではこぼれ落ちがちな“接点”を改めて見直す、こだわりのガイドブック!!
【CONTENTS】
Part 1:“歌謡曲 meets シティ・ポップ” 名曲100選
Part 2:当事者たちが語る歌謡曲大変革の時代
[インタビュー]
木崎賢治(音楽プロデューサー)
林哲司
菊池桃子
斉藤由貴
南野陽子
江口寿史と語る80s~90s男性シンガーソングライターの魅力
[コラム]
役者、芸人のシティ・ポップ歌謡
補遺:アイドル×シティ・ポップ人脈
平成の世に蒔かれたシティ・ポップの“DNA”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
147
江口寿史の表紙イラストに魅かれて読みました。「名曲100選」に選ばれた歌手をほとんど知っていますが、曲はヒット曲が少なくほとんど知りませんでした(笑) 何とトップバッターは、いしだあゆみです♪ https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0653572/2023/11/24
阿部義彦
13
表紙の江口寿史さんのイラストに釣られてつい買ってしまいましたが、60過ぎのリアルタイムでシティポップ(ユーミン、達郎、佳孝、ター坊、アッコちゃん等)ジイジにはイマイチな内容でした。当時も今も大文字のアイドルには、全然興味が持てない体質は今も変わらずです。ここに取り上げられてたので自分で金出して買ったのは巻頭一枚目に紹介のいしだあゆみとティン・パン・アレーの『アワーコネクション』のみでした。でも、もう少し若い方そして、アイドル好きには楽しめるでしょう。林哲司、菊池桃子、南野陽子、江口寿史のインタビュー有り。2023/12/08
O-chami
3
世界的ジャパニーズ·シティ·ポップ·リバイバルの中、本流から一寸外れた余り知られてない100の名曲をラインナップ。当事者(プロデューサー·作家·アーチスト達…林哲司·菊池桃子etc.···)との対談と併せ、江口寿史の巻末インタビューで締め。彼の未発表イラストの表紙がインパクトあって素敵。BGMは100名曲の中から···学生時代にパチンコ景品で獲った南沙織「春の予感〜I‘ve been mellow」🎶~原田真二で最もカッコ良い「雨のハイウェイ」🎶~切な可愛いぃ山下久美子「こっちをお向きよソフィア」🎶2024/06/22
Kb54081271Kb
3
こういうシティポップガイドが欲しかったなあという、個人的にはドンピシャな本。ハッピーエンド史観?に引っ張られすぎたガイド本が多い中で、やっぱりシティポップってのは、80年代的な洗練された音楽であって、高性能な歌謡曲たちほどそのエッセンスを体現してるよね?! 表面上はアイドルたちが歌っていたとしても、裏でいい仕事をしている職人達。これって日本製モータウン?2024/03/03
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