小学館文庫<br> 破夏

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小学館文庫
破夏

  • 著者名:新庄耕【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 小学館(2025/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094074345

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内容説明

『地面師たち』著者による最“恐”スリラー!

いじめをきっかけに不登校となっていた中学生の進は、親の勧めで夏の2ヶ月を沖縄の離島で過ごすことになった。美しい海の前に建つ豪奢な家で、つかの間心を癒す進だったが、日々課される「修練」の過酷さは徐々にエスカレートしていく。
夜中に聞こえる不可解な悲鳴、儀式に使われたかのような部屋、消えた少女、豚小屋で異臭を放つ肉片。進は命がけの脱走を図るが……。狂気をおびた大人の欲望が、進の運命を歪めていく。底無しの闇に、あなたは耐えられるか。
作家の橘玲氏も大絶賛!積水ハウスの事件をモデルにした『地面師たち』で業界内外を震撼させた著者が、意を決して挑んだ新たなサスペンス・スリラー!!

※この作品は過去に単行本として配信されていた『夏が破れる』 の文庫版となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

akiᵕ̈

20
イジメにあって不登校となった息子・進に母親が離島留学を勧め、1人沖縄の小さな島へ行ってみる事に。これがとんだ悲劇の始まりに!ケータイは取り上げられ関係者以外と一切の会話交流もダメ、命令・指示は絶対と、え、捕虜ですか!?というような「修練」という名の数々の仕打ちに合う進。しかも怪しさプンプンの出来事に恐怖よりも好奇心が勝ち、ここで起きている恐ろしい実態を目の当たりにしていく。ラストに明かされる母親の書籍と意味深な終わり方から母親がここに送り込んだ意図が、え!?えっ!?となり、委ねられる解釈に戸惑う。2025/02/10

Hideo

5
不登校の中学生、進は、夏の2カ月を沖縄の離島で過ごすことになった。だが、夜中に聞こえる不可解な悲鳴、消えた少女、豚小屋で異臭を放つ肉片。進は命がけの脱走を図るが…。地面師たちの著者によるサスペンス・スリラー。ただ主な舞台となる離島留学先施設「ラビットベース」運営者たちのバックボーンがもひとつ理解しづらいかも。終盤は官能小説的エロ・グロ描写もあるので要注意。ラストにもう少し説明が欲しいなぁ。2025/06/14

カノープス

5
デビュー以来、社会のダークな一面を活写し続けてきた新庄。本作も【爽やかな青春群像劇】を目指しながら、真逆の闇に突き進む。どうしたって、この人は世界の暗い影を書かずにはいられないのだ。読みながら自分が想起したのは、北九州監禁殺人事件である。異常な夫婦関係の力学や極端な心理操作、死体処理の独特さ。例の事件を下敷きにしたというより、いくつかのポイントで作品創りの参考にしたように感じた。青春という明るい表層の下に潜む疎外感、孤立や圧力とサスペンスの融合。それは明示的すぎるメッセージにより娯楽性がやや損なわれた。2025/02/23

M jun

3
決して複雑な展開では無いけれど、グロとエロと暴力が混ざり合って、何を読まされているんだろう、とワケが分からなくなるような話。読み終えてみると大満足というような内容では無いけれど、読んでいる最中は先が気になってページを捲る手が止まらなかった。新堂冬樹が書きそうな話。2025/12/12

n75

3
小説久しぶりに読みました。地面師の人が著者だったなんて。少年の夏休みの冒険がなんやかんやでヤバイ人たちにほぼ軟禁されて云々…。諸々、伏線回収というか説明不足な点があったり、ここですんなり終わらないだろうという展開でしたけど、いろんな要素が入ってて面白かったです。2025/10/19

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