文士が、好きだ―っ!!

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文士が、好きだ―っ!!

  • 著者名:坂上友紀【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 晶文社(2025/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794974556

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内容説明

紹介された文士にめろめろです! 人生でこんなに文士が魅力的に見えたことない!
──三宅香帆

縦横無尽に駆け抜ける自由な文体、笑っちゃうくらい熱い口調! 坂上さんの文士愛に呑み込まれ、楽しく酔わされました☆ 個性豊かな文士の面々に、新たな気持ちで出会えます。(豆知識も増えます)。
──大島真寿美

井伏鱒二は“かわいい系”、室生犀星は“乙女子”、堀辰雄は”実は骨太”、そして神西清の知られざる“やさしさ”  ! 読めば文士たちが綺羅星のごとく光り出す、前人未到の文学案内☆★☆

「わたしが日々胸をときめかせているところの「文士」とは、つまりは剣一本で勝負する剣士のように、「文の腕一本で勝負している!」感が、その生きざまからも作品からも、バッシンバッシンに伝わってくるようなひとたちのことでございます!」──「はじめに」より

*装丁:小川恵子
*装画:伊野孝行

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayumi

22
書店を営む著者による、文士への愛が迸る文学案内。登場する文士は、井伏鱒二、室生犀星、芥川龍之介、堀辰雄、神西清、立原道造の6人…神西清って誰よ。読んでみると、翻訳者、小説家、評論家とのこと。いやいや、マニアックすぎるでしょ。しかも、この文士にページをかなり割いていて、偏愛が過ぎる。そして著者がとにかくハイテンション。少々上滑りしてる感あり。興味持ったのは堀辰雄。「風立ちぬ」しか読んだことないけれど、他の作品も面白そう。2025/03/17

みつ

21
表裏の表紙全体を使い描かれているのは、火鉢の周りの六人の男。五人までは当たりがつくが、もう一人がチェーホフの翻訳で親しんできた神西清であることを初めて知る。彼のみ二章を費やし、他は井伏鱒二、室生犀星、芥川、堀辰雄、立原道造。副題に「偏愛ノオト」の語が含まれる通り、彼らへの愛が⭐️印を多用した文に迸る。かつて読んだ頃を思うと、井伏、犀星や堀は、今や入手できる文庫本は減ったものだと改めて思う。この顔ぶれであるなら、小沼丹、福永武彦も加えてほしかった。「文士」の定義は、立原の章で揺れ動くので、拘らない方がいい。2025/08/14

えつ

13
文士が好きっていう愛情はものすごく伝わったし、面白かったんだけど、いかんせん、文章が読みにくい。文末の「☆」や「☆★☆」にイラッとする。ちょっと時代遅れすぎない?なんかね、もう「☆」の幻覚も見えてきて、本当に疲れた。内容が面白いだけに本当に残念だった。ちなみに、取り上げられた文士たちは一度も読んだことない。興味は湧いた。まさか、あさま山荘事件が出てくるとは思わず、やっぱり、群馬に住んでいると山岳ベースが設置されたこともあって、身近な事件ではある。ちょっと事件のほうに興味も出てきた。2025/04/21

チェアー

7
一番気になった(興味深かった)のは神西清。これほどに言葉にこだわり、自らの文章に厳しく接した作家はそうはいないだろう。人生のすべてを文章と言葉に費やした人だと言える。 堀辰雄の実像も面白かった。もう少し文体を整理した方が読みやすい。2025/03/28

もぐを

2
3.0 びっくりマークが多い。星もどうかな。井伏鱒二は読んでみようと思いました。2025/08/09

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