「星の城」が見た150年: 誰も知らない五稜郭

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「星の城」が見た150年: 誰も知らない五稜郭

  • 著者名:濱口裕介【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 現代書館(2025/01発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768459188

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内容説明

北海道屈指の人気スポット五稜郭。新選組の土方歳三が戦った箱館戦争の舞台としても有名だ。この世にもまれな星形の城郭は、どのような事情で造られたのだろうか? また、箱館戦争の終結後、高度成長期に観光地として注目を集めるまでの間、どのような歴史を歩んできたのだろうか? 本書では設計者・武田斐三郎の人物像から、箱館戦争後の五稜郭でそれぞれの志を果たした人々、五稜郭タワーの建造に至るまで、知られざる近現代150年のドラマに光を当てる。

【主な目次】

五稜郭築城譚
蝦夷地の政権交代
それぞれの箱館戦争:箱館氷盛衰記
懐旧館のメッセージ
五稜郭タワー半生記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
五稜郭は誰が何の目的で築いたのか。 表にはでてこない人々にもスポットライトを当てている。 2022/04/30

1
「箱館戦争」の印象ばかりが強くて、他の時代についてはほとんど語られることのない「五稜郭」百五十年史であります。箱館奉行所の開設から始まる五稜郭の歴史ですが、当然、長い年月を占めるのは「箱館戦争」以降。「アイスマン」中川嘉兵衛の函館氷事業、旧幕府軍の慰霊と顕彰に奔走した「幕軍遺兵」片山楽天、親会社に逃げられた五稜郭タワーの建設事業と「それから」の歴史の方がずっと興味深く読めました。それにしても、よく知らないなら調べてもいない歴史人物の評価を印象論で決めつける司馬遼太郎という人は本当にさあ……。星5つ。2024/02/11

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