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内容説明
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始開始して以降、ウクライナの人たちは何を思い、どのように暮らしているのか。60 の俳句と10 時間超のインタビューを通じて、過酷な状況下で暮らす人の姿が見えてくる。だれも、戦争から逃れられない。
【主な目次】
はじめに
父と二人、爆撃続くキーウの街で マイヤ・ストゥジンスキ
破壊された故郷、ハルキウを想う ブラジスラワ・シーモノバ
重苦しい静寂の覆う街で アナスターシャ・クブコ
妻子を送り出したリビウの街で レフコ・ドブガン
戦争は、俳句向きではありません イリーナ・メレシキナ
灯りなき街、不安な夜に思うこと アンナ・ビズミチノバ
戦火のキーウから東京へ ガリーナ・シェフツォバ
関連年表
平和から遠く離れて―あとがきにかえて
俳句一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
59
”焼け野原「グラード」で砲撃されし麦畑” イリーナ・メレシキナ(原語はウクライナ語) 俳句、というか、心の叫び。 ウクライナで俳句を嗜んでいて、脱出せずそのまま現地に残った人々にインタビュー2023/12/06
kan
21
ロシアやウクライナに俳句愛好者が多いとは知らなかった。爆撃の中や地下壕の中で詠まれた、ウクライナの一瞬を切り取った句を紹介しながら、その情景と句の中に静かに込められた悲しみや嘆きをインタビューで聞き取る。どの句も説明も切なく、それでも日常を回していこうとする市民のタフさとやりきれなさが溢れ出てきて、読むのにエネルギーが必要な一冊だった。句を詠むことと、その内容を語ることが極限状態を乗り越えるグリーフケアに繋がっているように思える。「収容所から来た遺書」で山本幡男さん達がシベリアで句を詠んでいたのと同じだ。2023/08/27
takao
4
ふむ2024/05/21
やん
1
「俳句が伝える戦時下のロシア」とは読後感が違った。住む場所が戦場になっているかどうかの違いだろうか。思いがけなく戦争が始まってもうすぐ2年になる。戦争も災害もなくなることはないのだろう。いつかはなくなると信じたかったが。それでも苦しみがこの世から少しでもなくなって欲しい。コウノトリの句が印象的。地元に避難してきたウクライナ人の画家の人からクラファンの返礼品として送られてきたのがコウノトリの絵だった。いつか彼が故郷に戻れる日が来ることを祈る。2024/01/08
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