内容説明
岩手が生んだ日本の偉人二人の関係と業績を分かりやすく紹介。政治が一極に偏り、世界平和が混乱している現在、日本が生んだ二人の偉人を見直し、国のあり方と世界平和を考えるきっかけにしたい。
原・新渡戸も共に盛岡藩の士族として生まれ、戊辰戦争の敗北の屈辱をバネに、飛躍した。原は政界に入り、初めての政党内閣を組織し、新渡戸は学者として、Bushido: The Soul of Japanを英文で著し、世界に日本精神を伝えた。また、国際連盟事務次長として東京女子大初代学長として活躍した。
高橋克彦氏帯で推薦!
【主な目次】
はじめに
第一章 原敬と大慈寺
第二章 盛岡藩と戊辰戦争
第三章 佐藤昌介と北海道帝国大学
第四章 原敬と岩手公園
第五章 『南部史要』をめぐって
第六章 原敬内閣の誕生
第七章 国際連盟をめぐって
第八章 原敬暗殺
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
5
賊藩として逆境に負けることなく立身出世した2人の偉人の足跡について書かれています。 同世代の2人ですが公に明らかになっている接点が少ないのが意外でした。2016/12/24
金目
4
戊辰戦争で賊軍とされた南部盛岡藩の出身、原敬と新渡戸稲造の関係性に注目したユニークな一冊。明治時代の南部人の名誉を回復したいという思いは本当に強い物だったのだろう。2人に直接のつながりは少ないものの、間に一人挟むと距離が近いことが良く分かる。楢山佐渡、佐藤昌介、後藤新平、太田時敏辺りは知っていたけれど、柳田國男も両者とつながりがあったというのは初めて知った2019/08/21
木村あきら
0
①外交と軍事のポストが空いていた ②睦宗光はヌルヌルと人心掌握することが得意だった ③地方学。地方の発展を考える新渡戸稲造が関わった学問 新渡戸は人種差別禁止を強く訴えていた。 高橋是清は宮城県、東條英機は盛岡の出身2024/05/02
K
0
3日2019/10/16
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